紙で出来たスーパーカブ?

Hondaで紙で出来たスーパーカブを発見!

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Hondaの公式サイトで可愛らしいスーパーカブを発見した。ハンドルやウインカー、ミラー、シートにキャリアといった細部まで再現された作り込みは本格的だが、なんと紙で出来ているらしい!

上記サイトを読むと、なにやらアツいメッセージが込められている模様。

この紙で出来たスーパーカブは「ペーパーカブ」と名付けられ、「こども達にオートバイやものづくりに興味を持ってもらうこと」を目的に製作されたようだ。

製作したチームは、Honda二輪車製品の研究開発を担い、職場の仲間が自主的に集まって出来たサークル「ASAKA2.0」。ペーパーカブ制作に取り掛かる前に、まずは彼らのアツイ想いが込められたペーパーカブ誕生秘話をご紹介したい。

ASAKA2.0のメンバー

ペーパーカブの誕生秘話

今の時代は数多くの娯楽に溢れており、2~30年前のバイクブームから時代背景は大きく変わった。そんなとき、「ASAKA2.0」の若手エンジニアはふと考えた。

『私たちが定年を迎える30年後には、オートバイはどうなっているのか。また研究所はオートバイを開発しているのか?』

そして彼らは本気で考えた。今自分達に出来ることは何か無いだろうか?

『未来を創るのはこども達しかいない』『より多くのこども達にオートバイの楽しさや、エンジニアのやりがいを伝えたい!』
という結論に達した彼らは、こども達にオートバイやものづくりに興味を持ってもらい、未来のオートバイ好きやエンジニアのタマゴを育成することが最も良いアプローチだと考えた。

そして、「どこでも・楽しく・そして安く」をコンセプトにペーパークラフトを教材として一から製作に取り組むことに。

設計構想のラフ画

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[](https://www.honda.co.jp/supercub-anniv/papercubproject/#paper-craft)www.honda.co.jp

さらに、ただ組み立てるだけの物でなく、オートバイの仕組みを知ってもらおうと考え、ペーパークラフトの設計を実際のバイクの部品単位で構成。達成感や難易度を考慮して、小学校高学年で組み立てる事が出来るギリギリを目指したという。そして細部の調整や、カラー展開(全4色)など計20回以上のアップデートを重ねて、ついに「ペーパーカブ」が完成したのだった!

……と、可愛らしいペーパーカブの裏側ではHonda、そしてASAKA2.0のメッセージが詰まっていたのだ。

そんなアツい想いが込められたペーパーカブ…作るしかない!

「ASAKA2.0」からのアツいメッセージに心を動かされた。Honda公式サイトから誰でも無料でダウンロードして作れるようになっているため、早速挑戦することに。果たして、紙ヒコーキぐらいしか作ったことがない不器用な自分にも作れるのだろうか?!