バラードスポーツCR-Xとホンダをこよなく愛するカメラマン伊藤嘉啓氏の愛車CR-Xのオドメーターはなんと70万kmを越えている。これまで一体どこへ向かったのか、なぜそこまでCR-Xを愛するのか、そして今後の走行距離は何万kmに到達するのか…この連載を通してCR-Xの魅力とともに徐々に紐解いていく。(デジタル編集:A Little Honda編集部)

伊藤嘉啓
バラードスポーツCR-Xとホンダをこよなく愛するカメラマン。ホンダだけではなく旧車にも滅法詳しい。そのため、ホンダ社内からも一目置かれる存在である。当然、写真も腕も一流だ。
そんな彼の愛車CR-Xのオドメーターはなんと68万5000kmを越え。これまで一体どこへ向かったのか、なぜそこまでCR-Xを愛するのか、そして今後の走行距離は何万kmに到達するのか…この連載【地球まで、もう少し。】を通してCR-Xの魅力とともに徐々に紐解いていく。

編集部追記:2019年6月5日に公開されたコンテンツを一部更新しました

前回の連載はこちら!

『ホンダ社食のカレーうどんの素』って知ってる?

オドメーターに「700000.0」が並んだ写真も無事に撮れてホッとひと安心。ゾロ目とかキリ番とかってのは、どうでもいいっちゃいいんだけど、ボクのペースで走ってても数年かかっちゃうから、撮り逃さないように結構手前からオドメーターを気にして走ると疲れるんだな、これが。

そして疲れたときに何だか無性に食べたくなるのが『カレーうどん』。ん、チョッとこじつけッポイ? 今回はいつものCR-Xネタじゃなくって、ホンダの社食で大人気の『カレーうどん』がテーマだ。

仕事関係以外で、ボクにはホンダに勤めてる友人知人が意外と多くいる。2018年の初旬だったか、その中のひとりがお土産をくれた。それが『ホンダ社食のカレーうどんの素』。

その彼が言うには、社食で人気のある『カレーうどん』がレトルトになって会社の売店で買えるようになった、と。家族への土産としても人気があるんだとか。ホンダじゃ週末の金曜日に出されるメニューで、トンカツとかのトッピングがあったりと、とても美味しいらしい。

最初にもらったのは、埼玉製作所味。麺は付属してないから、近所のスーパーで半生タイプを調達。麺を茹でて、レトルトの『カレーうどんの素』を5分程熱湯に入れ、熱々に温めたのをかけるだけという、とても手軽なもの。

見た目は、ごく普通なカレーうどんだけど、スパイシーな香りが食欲をくすぐるんだな。カレーと麺をしっかり絡めてひと口。絶妙なしょっぱさと適度な辛さがマッチしてるし、ドロッとし過ぎずサラサラでもないトロみもいい塩梅。具沢山じゃないけど、よく煮込まれたタマネギや豚肉の食感もいい感じだ。

想像以上に旨いじゃないかっ! これでレトルトなの? って思っちゃうほど美味しかった。で、この感想をホンダの別部署に勤めてる知人に話したら、今度は『鈴鹿製作所味』と『浜松工場味』、さらに『栃研の味ブラックポーク』というのを買ってきてくれたんだ。

そこで食べ比べてみたら、なんと実にどれも美味しい。

ただ、好みとしては埼玉製作所味が一番かなぁ。ピリッと辛めの鈴鹿製作所味、鈴鹿とはひと味違うスパイシーな栃研の味、若干マイルドに感じる浜松工場味、どれも甲乙つけ難しってところだけれど。

残念なのは、ホンダ従業員か各事業所に出入りしてる人しか買えないってこと。こんだけ旨いんだから、鈴鹿サーキットやツインリンクもてぎのメニューにあれば、人気になると思うんだけどなぁ。青山のウェルカムプラザで販売してもウケるんじゃないかと。(←2020年1月現在、ついに販売開始!Hondaウエルカムプラザ青山にてお買い求めください。

もしくは『カレーうどんの素』を沢山買ってもらって、抽選でレジェンドが当たる…なんて『カレーうどん伝説』なるキャペーンなど……いかがでしょうか?!

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連載【地球に帰るまで、もう少し。】第1回から振り返ろう