L.ダラポルタが初ポールポジション!鈴木は自己ベストとなる予選2位を獲得!
Q2前に行われるQ1に出走する日本人ライダーは鈴木竜生(SIC58 Squadra Corse)、鳥羽海渡(Honda Team Asia)、小椋藍(Honda Team Asia)、真崎一輝(BOE Skull Rider Mugen Race)の4名。さらにフリー走行から好調だったジャウメ・マシア(Bester Capital Dubai)もQ1からの出走と上位4名を争う戦いは激しいものになることが予想された。
15分で行われるQ1、6分が経過したしたところでセレスティーノ・ヴィエッティ(SKY Racing Team VR46)がトップタイムを記録し小椋も3番手につけます。
各ライダー最終アタックに入っていく残り2分というタイミングでヴィセンテ・ペレス(Reale Avintia Arizona 77)が10コーナーで転倒、さらに鳥羽も1コーナーで痛恨の転倒を喫してしまいます。
ラストアタックで鈴木が唯一45秒台に入れトップタイム、首位でQ2に進出を決めました。2位には好調のマシア、3位にアンドレア・ミーニョ(Bester Capital Dubai)、4位にヴィエッティが入りQ2進出を果たしています。
小椋は6位、真崎は8位、転倒の鳥羽は10位でQ1敗退となってしまいました。
Q2進出ライダー
1.鈴木竜生(SIC58 Squadra Corse)
2.ジャウメ・マシア(Bester Capital Dubai)
3.アンドレア・ミーニョ(Bester Capital Dubai)
4.セレスティーノ・ヴィエッティ(SKY Racing Team VR46)
Q2でもヴィエッティが早々にトップタイムを更新し、ポールポジション争いは残り4分から白熱。残り2分20秒で前戦アメリカズで優勝したアロン・カネット(Sterilgarda Max Racing Team)にトラブルが発生し6コーナーのヘアピンでスローダウン。そんな中トップタイムをマークしたのはロレンソ・ダラポルタ(Leopard Racing)。今シーズン4戦目で自身初となるポールポジションを獲得しました。2位には好調をキープした鈴木が入り自己ベストグリッドを更新。3位はこちらも自己ベスト更新となるヴィエッティが入りました。ラストアタックで全体ベストを更新しながら走っていたニッコロ・アントネッリ(SIC58 Squadra Corse)最終セクターで遅れてしまい4位で予選を終えました。
予選結果
1.ロレンソ・ダラポルタ(Leopard Racing)
2.鈴木竜生(SIC58 Squadra Corse)
3.セレスティーノ・ヴィエッティ(SKY Racing Team VR46)
4.ニッコロ・アントネッリ(SIC58 Squadra Corse)
5.デニス・フォッジア(SKY Racing Team VR46)
6.ガブリエル・ロドリゴ(Kommerling Gresini Moto3)
7.アロン・カネット(Sterilgarda Max Racing Team)
8.マクロス・ラミレス(Leopard Racing)
9.アルベルト・アレナス(Sama Qatar Angel Nieto Team)
10.ロマーノ・フェナティ(Snipers Team)
11.佐々木歩夢(Petronas Sprinta Racing)
12.ヤコブ・コンフェイル(Redox PruestelGP)
13.アンドレア・ミーニョ(Bester Capital Dubai)
14.ジョン・マクフィー(Petronas Sprinta Racing)
15.ジャウメ・マシア(Bester Capital Dubai)
16.ステファノ・ネパ(Reale Avintia Arizona 77)
17.ラウル・フェルナンデス(Sama Qatar Angel Nieto Team)
18.マカー・ユルチェンコ(BOE Skull Rider Mugen Race)
19.トニー・アルボリーノ(Snipers Team)
20.小椋藍(Honda Team Asia)
21.アロンソ・ロペス(Estrella Galicia 0,0)
22.真崎一輝(BOE Skull Rider Mugen Race)
23.セルジオ・ガルシア(Estrella Galicia 0,0)
24.鳥羽海渡(Honda Team Asia)
25.ヴィセンテダリン・ビンダー(CIP Green Power)
26.ジャン・オンジュ(Red Bull KTM Ajo)
27.リカルド・ロッシ(Kommerling Gresini Moto3)
28.フィリプ・サラッチュ(Redox PruestelGP)
29.ビンセント・ペレス(Reale Avintia Arizona 77)
30.トム・ブース=アモス(CIP Green Power)
31.メイコン・カワカミ(Reale Avintia Arizona 77)
N.アントネッリが3年ぶりの優勝!鈴木が前戦のミスを取り返す2位表彰台獲得!!
2位スタートの鈴木が好スタートを切りトップで1コーナーへ。いきなり鈴木が後続を引き離すスピードをみせます。オープニングラップの最終コーナーでロドリゴがアレナスと接触し転倒、さらに3周目にはマシアが2コーナーで転倒してしまいます。
トップ争いは常にバトルが展開され、鈴木は1位から3位の間でレースを進めますが、先頭のバトルにより第2グループが追いつきます。
フェナティ、ロドリゴ、コンフェイルが首位争いに加わるも、残り5周でロドリゴがまさかの転倒、フェナティも接触しリタイアとなってしまいました。
激しい首位争いはアントネッリ、鈴木、ヴィエッティ、コンフェイルの戦いとなり、鈴木は4位まで後退するもファイナルラップで2位のヴィエッティをオーバーテイク!アントネッリが逃げ切り優勝、2位に鈴木が入り初表彰台を獲得しました。3位には高いパフォーマンスをみせたヴィエッティが入りました。
アントネッリは3年ぶり4度目の優勝を達成、鈴木も初表彰台を獲得しSIC58 Squadra Corseがワンツーフィニッシュとなりました。中団グループで走っていた鳥羽と小椋が先頭集団に追いついてから順位をあげ6位と9位でフィニッシュしました。真崎は13位で今季初ポイント獲得しています。
決勝結果
1.ニッコロ・アントネッリ(SIC58 Squadra Corse)
2.鈴木竜生(SIC58 Squadra Corse)
3.セレスティーノ・ヴィエッティ(SKY Racing Team VR46)
4.アロン・カネット(Sterilgarda Max Racing Team)
5.アルベルト・アレナス(Sama Qatar Angel Nieto Team)
6.鳥羽海渡(Honda Team Asia)
7.ヤコブ・コンフェイル(Redox PruestelGP)
8.ロレンソ・ダラポルタ(Leopard Racing)
9.小椋藍(Honda Team Asia)
10.アンドレア・ミーニョ(Bester Capital Dubai)
11.ヴィセンテダリン・ビンダー(CIP Green Power)
12.ジョン・マクフィー(Petronas Sprinta Racing)
13.真崎一輝(BOE Skull Rider Mugen Race)
14.アロンソ・ロペス(Estrella Galicia 0,0)
15.佐々木歩夢(Petronas Sprinta Racing)
16.デニス・フォッジア(SKY Racing Team VR46)
17.トニー・アルボリーノ(Snipers Team)
18.ジャン・オンジュ(Red Bull KTM Ajo)
19.ステファノ・ネパ(Reale Avintia Arizona 77)
20.ビンセント・ペレス(Reale Avintia Arizona 77)
21.リカルド・ロッシ(Kommerling Gresini Moto3)
22.メイコン・カワカミ(Reale Avintia Arizona 77)
23.マクロス・ラミレス(Leopard Racing)
マカー・ユルチェンコ(BOE Skull Rider Mugen Race)
セルジオ・ガルシア(Estrella Galicia 0,0)
ラウル・フェルナンデス(Sama Qatar Angel Nieto Team)
ロマーノ・フェナティ(Snipers Team)
トム・ブース=アモス(CIP Green Power)
ガブリエル・ロドリゴ(Kommerling Gresini Moto3)
フィリプ・サラッチュ(Redox PruestelGP)
ジャウメ・マシア(Bester Capital Dubai)