ホンダ系のSBKチームとして長年活動したオランダのテン・ケイト・レーシングですが、今シーズン第6戦スペインラウンド(6月7〜9日)からヤマハYZF-R1で活動することを発表しました!
ライダーはロリス・バズを起用!
テン・ケイト・レーシングが今シーズン途中からSBKに復帰することは、先月のLawrence記事でもお伝えしましたが、去る4月20日にその参戦体制が公に発表されました。
オランダのテン・ケイト・モートレン本部で開催されたイベント"Pitstopdag"で行われた発表会には、ライダーに起用されたロリス・バズとヤマハYZF-R1も登壇。26歳のフランス人ライダーは昨年度はBMWでSBKを戦い、ランキング11位という成績を残しています。
2012〜2014年はカワサキに乗りSBKに参戦し、2015年からはMotoGPに参戦したキャリアを持つバズですが、2008年にはスーパーストック600でYZF-R6に乗りタイトルを獲得するなど、ヤマハとも縁のあるライダーです。また2011年にはテン・ケイト・ジュニア・チームに属してホンダCBR1000RRでスーパーストック1000を戦ったこともあり(ランキング9位)、テン・ケイト・レーシングとも縁があったりもします。
サーキットにおけるバズと新生テン・ケイト・レーシングのデビューは、5月末にミサノで行われるシェイクダウンテストが予定されています。そして6月7日から9日まで、ヘレスで開催されるSBKスペインラウンドがチームのデビュー戦となります。シーズン途中からの参戦で、オランダの名門チームがどのようなパフォーマンスを見せてくれるのか・・・楽しみです!