『親父、なかなか良いチョイスしたじゃん』

そんなこんなで12月にIのもとにイエローで、ターボで、アルミホイール付きのN-BOXのG EXターボが納車となり、見せびらかしにやって来た。感想を訊くと「お前の言うとおりにして正解だった。息子たちからも『親父、なかなか良いチョイスしたじゃん』と褒められた。

そう、駐車場に停めても目立つから、すぐに見つかるのが気に入っている。でもって、ものすごく運転しやすい。視界が良くって、エンジンはパワフルで余裕があるし、世田谷の狭い道でもすいすい、だ。前まで乗っていた旧いミニバンに比べて驚くほど燃費が良い。生まれて初めての軽自動車だけど、これで十分だね」と語った。めでたし、めでたし。

今、N-BOXは月販2万台と言うベストセラーカー。とは言え、Iのようにちょっと贅沢をすれば200万円を超える。にもかかわらず人気なのは内容が価格に見合っているからに他ならない。

広い室内空間や使い勝手の良いシートアレンジがベースとなって、そこに安全運転支援システムのホンダセンシングやフルLEDヘッドライト、360°スーパーUV・IRカットウインドウやスマートキーなどを全車標準装備している。

上級車との差はピストンがひとつ少ない程度。そう、N-BOXは全長3.4m、全幅1.48mと言う軽サイズ、定員4人と言うことを除けば上級ミニバンと大差ない。否、それを超えている部分もある。となれば200万円は決して高くはない。だからこそ多くの人がN-BOXを求めているのである。

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