熱い戦いが見たいですね!
こちらの動画は、先日行われた開幕前最後の公式テストの、レプソル・ホンダ・チームの様子がおさめられています。
テスト最終日にマークした1分54秒613で総合4位につけたM.マルケス。3日間で144周と、精力的な走り込みをこなしました。
www.youtube.comマルク・マルケス(総合4位、1分54秒613)
「マレーシアテストに比べると、体調はかなりよくなっています。左腕のパワーもほぼ戻ってきているように感じています。そのため、マレーシアに比べたら、かなり自分の走りに近づいてきました。今日は夜間の走行時間になり、やっと路面コンディションがよくなりましたが、多くの課題を残しました。今回のテストは、本番に向けてデータを獲得できる時間帯での走行時間が少ないので、今日得られたデータをしっかり分析したいです」
一方J.ロレンソは左手負傷の影響で、このカタールのテストがホンダRC213Vの初ライドの機会となりました。なおヘルメット頭頂部には、「チュッパチャプス」のロゴが久々にあしらわれています。
www.youtube.comホルヘ・ロレンソ(総合6位、1分54秒653)
「今日はセッティングを変えずにテストをスタートしましたが、セットアップに取り組んでからは、一気にスピードを改善することができました。とても走りやすくなりました。攻める走りができるようになり大きく前進しました。とても満足しています。ポテンシャルがあることを確信しました。左手はまだ完全に回復していません。Hondaライダーになってまだ3日目です。左手が回復していけば、もっといい走りができると思います」
手負いの龍虎・・・どのように開幕戦を戦うか・・・注目です!
マルケスは昨年12月に受けた、脱臼癖のついた左肩の手術からの回復途上。そしてロレンソは今年の1月、トレーニング中に左手を負傷してしまいその完治待ち・・・。レプソル・ホンダ・チームとしては、両名がシーズン序盤の早い段階で万全になることを祈るしかないですね・・・。
テストのタイムはあくまでテストのタイムですが、マルケス&ロレンソともにマーベリック・ビニャーレス(ヤマハ)のトップタイム(1:54.208)から0.45秒以内の遅れで上位につけていることは、ホンダファン的にはちょっと安心できることでしょう。それぞれ手負いの肩と左手をかばいつつも、トップライバルらと同等のタイムを出せるのは、好材料と言えるでしょう。
2008年にGP史上初のナイトレースが開催されたカタールGPですが、もちろん今年もナイトレースで行われます! 熱いバトルをレプソル・ホンダ・チームの両名が演じることを、楽しみにしましょう!
Marc Márquez, Jorge Lorenzo y el Repsol Honda, listos para estreno del Mundial 2019
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