年間100本以上の映画を鑑賞する筆者が独自視点で今からでも・今だからこそ見るべき映画を紹介。
今回は、かつてアンジェリーナ・ジョリー主演で大ヒットを飛ばしたアクションアドベンチャーゲームの実写映画化シリーズ「トゥームレイダー」の新作『トゥームレイダー ファースト・ミッション』。
『エクス・マキナ』でAI搭載の美女アンドロイドを演じてブレイクしたアリシア・ヴィキャンデルが好演。
今回は、かつてアンジェリーナ・ジョリー主演で大ヒットを飛ばしたアクションアドベンチャーゲームの実写映画化シリーズ「トゥームレイダー」の新作『トゥームレイダー ファースト・ミッション』。
『エクス・マキナ』でAI搭載の美女アンドロイドを演じてブレイクしたアリシア・ヴィキャンデルが好演。
【ストーリー】舞台は日本(の近海の絶海の孤島)
ヒロインのララ・クロフトは、英国の富豪の生まれ。考古学者でもある父リチャード・クロフトは7年前に失踪したまま行方不明だったが、ララは父の死を受け入れることができず、人生の目標を見出せずにいた。
そんなある日、ララは父親が遺した謎のメッセージを解読し、彼が日本の古代王国の女王 卑弥呼の墓を探しに行く途中で姿をくらませたことを知り、彼を探す旅に出る。そしてその旅こそが、トレジャーハンターとしての彼女の長い冒険の始まりとなるのであった。
シリーズ化を見据えた”ファースト・ミッション”
主人公のララ・クロフトを演じるのは、アリシア・ヴィキャンデル。『エクス・マキナ』『光をくれた人』などの出演作で可憐な美貌を世に知られるようになったスウェーデン出身の女優。
華奢なイメージが強いが、今回はスリムながらも筋肉をしっかりとつけて激しいアクションに挑戦している。
本作はララがトレジャーハンターになるきっかけを描いており、長く戦いを繰り広げるであろう謎の組織「トリニティ」の存在も示される。続編、というよりシリーズ化を狙って作っているのが見え見えだが、果たして思惑通りいくか?
作品自体は初めは弱々しかったララが徐々に力強さを増していく様がきちんと描かれていて、最後まで楽しく固唾を飲みながら見ることができたので、十分合格点を与えられる、と言っておこう。