10月中旬にカブ110を即席釣り仕様で挑んだ山中湖には惨敗でした。そのとき心に誓ったリベンジを果たします。今回は万全を期して最強のサバイバル原付二種のクロスカブ110を投入!気温は3度、そして雨。いざ勝負! 釣れるか、今度こそ!!!

カブ110×釣りの無念を晴らす

10月中旬、カブで釣りをしてみたくて山中湖へ。

その日はすごく楽しかったけれど釣果はゼロでした。

しかし、やっぱりボウズは悔しい!

それに結果が無ければ、偉大なるスーパーカブの沽券にだって関わるに違いない。

そんな想いを胸に秘めつつも時は流れて12月も終わり。

ガチで真冬になってしまいましたが……

最強サバイバル原付二種のクロスカブでリベンジ!

クロスカブならきっと大丈夫! 劣悪コンディションにだって勝てるはず!?

と、ココロは熱く燃えていたのですが……現地は軽く雨でした。

そういえば前回も小雨だった。なにか呪われてるのか?

気温は日中でも3度しかないし、この季節に雨はけっこうツラい!?

しかも山中湖は霧がかかり人外魔境の雰囲気です。

当然、釣竿持ってる人は誰もいません。

それどころか観光の人すら見かけない。

前回は紅葉やらダイヤモンド富士の撮影やらでたくさんの人がいたのに、冬は別世界です。

でも負けません!ここまで来たのだから、釣りをします。

即席釣り仕様カスタムはクロスカブと前回のカブ110で同じことができるのは確認済み。

荷台とタンデムステップの位置関係が同じだったので、ロッドホルダーの固定はすんなりできました。

小雨がパラついてますので、写真の雨粒はご勘弁ください!

これがクロスカブ110の即席釣り仕様です!

いいねぇ……カッコいいじゃないか。これは見ているだけでヤル気が出る(笑)

ハード系のルアーは、この極寒コンディションじゃたぶん使わないのでアルミケースへ。

前回の教訓を活かして手数で勝負するために、すぐ使うタックルのみポケットに入れます。

本気で釣るつもりなので、フック(釣り針)外し用のラジオペンチも常時携帯。

ゲーリーのスーパーグラブをメインにノーシンカーで。

飛距離が欲しい時のためにイモグラブ5インチもチョイスしました。

このあたり、ブラックバス釣りをしない人には意味不明だと思いますスミマセン(汗)

そして! 極寒に耐えるために貼るカイロを投入します。

冬は定番ですよね。ライダーの心強い味方です。

その他ウェア系の装備は冬のバイク用なので、小雨程度は気にしません。

出撃!クロスカブ110!

前回の時に、ひととおりのポイントは見つけてあります。

今回はそこを集中アタック!

クロスカブならオフロードにも踏み込めそうなので、さらに各ポイントを巡る時の時短につながりそうです。

と…思って走り出したけど、アレ?

クロスカブ110って、スーパーカブ110とけっこう走りが違う???

スーパーカブより運転感覚が優しい印象です。

後で確認したんですけどホイールベースもスーパーカブ110よりも長いし、キャスター角やトレール量も違いました。

重量はスーパーカブ110よりも7kg重くなっています。

それらを総合して感じるのはハンドリングの穏やかさ

ふんわり走るし、パッと乗ってもギクシャクしないんです。

これはこれでイイぞ。けっこう好きなフィーリング!

あ、あとコレ! SHOEIのEX-ZEROっていうヘルメットを投入しました。

コレはクロスカブを乗るのにピッタリじゃないかと思ってます。

ほら、カッコいい!(笑)

男がひとりでバイクと自撮りなんて寂しい風景ですが、良いんです!

だって周りには完全に誰一人いないんですから……

今日はクロスカブだけが友達です!

本格的に釣りスタート!

真冬用ライディングウェアとカイロに守られて釣りスタートです。

しかしまぁ……釣れそうな気配がまったく無い!

水深の浅いポイントは相変わらずキツい感じです。

すこしでも深くなっている箇所や、岩などの変化がある場所に的を絞ってアタック。

手応えが無いと思ったら即、移動します。

1箇所に15分以上は留まらない!というつもりでやっていました。

しかし、追い討ちをかけるようにパラパラと空から白い塊が……

アラレですね……もう笑うしかない。寒いはずですよ。

しかし、何故かクロスカブ110(釣り仕様)を見ると元気が出ます。

日中は有力ポイントを全部周って、絞込みに全力を尽くし、夕方の一瞬にすべてを掛ける。

それしか勝機はないと思いました。

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