発進から最大3秒間、スロットル操作に応じてアシスト!
実はヤマハ、ハイブリッドシステムを採用したスクーターを発売するのは、これが初ではありません。ヤマハのハイブリッドシステムは、停止状態からの発進時に最大約3秒間、スロットル操作に応じてスタータージェネレーターがモーターとして機能し、エンジンのトルクを補助する仕組みになっています。このシステムは、2018年7月にタイ向けの「GRAND FILANO HYBRID(グランド フィラーノ ハイブリッド)」で初搭載されています。
ちなみにグランド フィラーノ ハイブリッドは、ベトナム市場では「NOZZA GRANDE(ノザ グランデ)」という名前で販売されています。つまり今回の発表は・・・タイ市場だけでなくベトナム市場でも、ヤマハはハイブリッドシステム搭載スクーターを売るってことですね。
ベトナムというと、ホンダスーパーカブをルーツとするアンダーボーン車のイメージが強いですが、近年では年間330万台規模!!というベトナム市場は成熟化とともにスクーター比率が急上昇しており、近いうちにその比率は50%にまで及ぶと見込まれれているそうです。
そんな将来性豊かな市場で、まずはスクーターのハイブリッド化が進むことになるのか、注目していきたいですね・・・。
お値段は45,500,000ベトナムドン・・・日本円にすると約220,120円!!!!!!!!!!!!!
今年12月にベトナム市場で発売されるのは、まず上級モデルの「NOZZA GRANDE Premium」から・・・とリリースには書いてあります。そして2019年の2月から、「NOZZA GRANDE Standard」が発売・・・とのことです。
気になるオネダンは・・・スタンダード版は45,500,000ベトナムドン。日本円に換算すると、22万円ちょっと・・・これはとても安い! と思える値段ですね。日本で販売するときは、もっと高くなってしまうと予想されますが、タイやベトナムでの販売台数が増えれば、量産効果で日本版も安く買えるかも・・・と期待しちゃいます。
ヤマハの新しい“BLUE CORE”エンジンと、ハイブリッドシステムの組み合わせを、早く日本でも体感したいですね!