ホノホンが手に入る・・・これはまたとない機会ですね・・・
KTMのMotoGPマシンであるRC16は、2016年のバレンシアGPにワイルドカード枠で初参戦。そしてその後2年間MotoGPにフル参戦し、今年度の最終戦のバレンシアGPで同社初のMotoGP表彰台となる3位を獲得したのは、記憶に新しいところです。
そしてKTMのプレスリリースによると2台のRC16を、なんと一般向けに販売するというのです! そのお値段は250,000ユーロ≒3,225万3,562円・・・。ホンダが生み出した公道用MotoGPレプリカのRC213V-Sが2,190万円。そして同じくホンダが2014年MotoGPのオープンカテゴリー用に開発した市販レーサーのRCV1000Rが1億円以上したことを考えると、かなりのお値打ち価格と言えるかもしれません!
特典もいっぱい付いております・・・
今回販売されるRC16の25万ユーロの価格には、P.エスパルガロのレースギア、P.エスパルガロのサイン入りヘルメット、そしてKTMファクトリーレーシングチームのレースウィークのパドックツアー&ピットボックスツアー・・・も含まれます。また、上述のツアーではワークスライダーのP.エスパルガロやヨハン・ザルコに会える機会も含まれております。さらにレッドブルKTMのウェアを着て、任意のGP一戦のレースウィーク中、レッドブル・エナジーステーションにアクセスする権利も与えられるという至れり尽くせりぶりです!
購入希望者はまず、rc16@ktm.com へメールしましょう!!!!
振り返るとKTMがMotoGPクラス参戦を表明したとき、KTMは将来的にワークスRC16の技術をフィードバックした市販レーサーを販売する計画もあることを明らかにしていました。
今回販売される2台のRC16は市販レーサーというわけではないですけど、これでMotoGPに参戦すれば・・・ある意味市販レーサーみたいなものではありますね。購入者に対して、使用法を制限するみたいなことは今のところ書いてはいませんが・・・もっともMotoGPクラスへの参戦権のハードルがあるので、買ったら誰でもMotoGPに参戦できるわけではありませんけど・・・。
実際購入するって方は、ガレージにて寝かせて将来のプレミア的価値向上を狙うコレクターみたいな方かと想像されますけど、販売後の2台のRC16のこともチョー気になってしまいますね。なお購入希望の方はまず、rc16@ktm.com にメールをしてください・・・とKTMは記しています。
もし日本人の方が購入なさった場合・・・ぜひロレンス編集部にご一報ください。そしてぜひ取材させてくださいね!