2018年11月25日に行われたF2最終戦レース2。レース1ではジョージ・ラッセル(ART Grand Prix)が2018年のF2チャンピオンを優勝で決めました。ランキング2位以下のポイントランキング争いも熾烈ですし、来年へのアピールもあります。今年最後のレースはどのような結果になったのでしょうか?

A.フォッコが優勝で来年へのアピール!

レース1のリバースグリッドで行われるレース2。ポールポジションは数多くのカテゴリーで活躍するロベルト・メリ(Campos Vexatec Racing)が獲得、2位にアントニオ・フオッコ(Charouz Racing System)、3位にはルイ・デルトラ(Charouz Racing System)となりました。

セルジオ・セッテ・カマラ(Carlin)がエンジンストールし再度フォーメーションラップが行われました。そのため22周から21周に変更されました。

フオッコが好スタートを決めトップで1コーナーへ。2位にはメリ、3位にニック・デ・フリース(PERTAMINA PREMA Theodore Racing)が上がりました。

オープニングラップでショーン・ゲラエル(PERTAMINA PREMA Theodore Racing)と牧野任祐(RUSSIAN TIME)がクラッシュしリタイア。牧野は調子がよかっただけに残念な結果となりました。

ゲラエルと牧野のクラッシュでVSCとなりますが、3周目にリスタートとなります。

先日のマカオF3で連覇を達成し、アブダビではBWT Ardenからスポット参戦しているダニエル・ティクトゥム(BWT Arden)は3周目にギアボックスのトラブルでリタイアに終わってしまいました。しかしレース1でも良い走りを見せていたティクトゥム、来年は日本で走る可能性が高いのでこのドライバーにも注目です!

気温が高くレース終盤までおとなしいレース展開でしたが、終盤で2位のメリと3位のランド・ノリス(Carlin)のバトルが白熱!

メリがなんとか死守するも、ファイナルラップのバックストレートエンドでノリスがメリをパスし2位に浮上しました。

優勝はスタートから完璧なレースをしたフオッコ、2位にはバトルを制したノリス、3位に確実な走りを見せたメリが入りました。

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フェラーリのアカデミーに所属するフオッコは最終戦でアピールすることに成功しました。有望な若手が多くいるフェラーリアカデミーでの生き残りに希望を繋げる結果となりました。

決勝結果

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