2018年11月18日に行われたMoto3最終戦はウィーク通してウェットコンディションとなりました。そんな雨の中のレースでMoto3にニューヒーローが誕生しました!
予選はアルボリーノがポールポジションを獲得!
予選ではトニー・アルボリーノ(Marinelli Snipers Team)がポールポジションを獲得。2位にはナカリン・アティラプワパット(Honda Team Asia)、3位にジョン・マクフィー(CIP - Green Power)となりました。4位にはワイルドカード参戦の15歳、ジョン・オンジュ(Red Bull KTM Ajo)が入っています。
予選結果
オンジュが最年少でデビューウィン!記録尽くめの偉業達成!
レースは1周目から転倒が相次ぎます。4周目には2位に上がっていたマルコ・ベッツェッキ(Redox PruestelGP)が4コーナーで転倒するなどレースで10台以上のマシンが転倒してしまいました。
トップをひたはしるアルボリーノでしたが残り12周で無念の転倒。これにより2位につけていたオンジュが先頭に躍り出ます。
一度は転倒し後方から追い上げていたベッツェッキでしたが2度目の転倒。2位には予選13位から上がってきたホルヘ・マルティン(Del Conca Gresini Moto3)、3位にはマクフィー、4位にはファビオ・ジ・ジャナントニオ(Del Conca Gresini Moto3)ですが、トップのオンジュのペースが良く、マルティン以下は追いつくことができません。
オンジュはファイナルラップでハイサイドしかけ、ヒヤリとする場面がありましたが、ペースを落としながらトップでチェッカー!最年少優勝記録、デビュー戦での優勝、全クラス通じてトルコ人初の優勝という記録尽くめの優勝となりました!
2位にはチャンピオンのマルティン、3位にマクフィー、4位にジ・ジャナントニオが入り、ジャナントニオはランキング2位でシーズンを終えました。