2018年10月28日に行われたオーストラリアGP。今回優勝争いを繰り広げたのは、チャンピオン争いをしているライダーではありませんでした。

ベテランのパッシーニがポールポジションを獲得!バニャイアとオリベイラは中団に沈む。

ポールポジションを獲得したのは一発の速さに定評のある最年長のマティア・パッシーニ(Italtrans Racing Team)。2位にはマルセル・シュロッター(Dynavolt Intact GP)、3位にシャビ・ヴィエルへ(Dynavolt Intact GP)が入りました。

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チャンピオン争いの主役、フランチェスコ・バニャイア(SKY Racing Team VR46)が16位、ミゲル・オリベイラ(Red Bull KTM Ajo)が20位と揃って低迷。チャンピオンを争う2人は後方からどのようなレースを見せてくれるのでしょうか?

予選結果

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B.ビンダーが今季3勝目をマーク!長島は13位でポイント獲得!

フォーメーションラップで予選2位のシュロッターがなんとスタートできないという波乱の展開でレースがスタート。予選で速さを見せたパッシーニでしたが、レースの序盤でいきなり転倒リタイアとなってしまい、オリベイラのチームメイト、ブラッド・ビンダー(Red Bull KTM Ajo)が先頭に立ちレースをリードします。

ビンダー、ロレンソ・バルダッサーリ(Pons HP40)、ジョアン・ミル(EG 0,0 Marc VDS)、ヴィエルへの4台が優勝圏内を走りますが、残り3周でバルダッサーリが痛恨の転倒!

ファイナルラップではビンダーの背後にピタリとつけたミルが逆転を狙うもなんとかビンダーが抑えきり今季3勝目を獲得しました!これでタイトル争いをしているチームメイトのオリベイラと勝利数が並びました。2位にはミルが入り、ザクセンリンク以来の表彰台を獲得!3位にはヴィエルへが入りました。

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チャンピオン争いのバニャイアとオリベイラは順位をあげることができず、オリベイラが11位、バニャイアは12位となりました。オリベイラは1ポイント差を詰めましたが、次戦の結果次第でバニャイアのチャンピオンが決まる可能性が大きくなりました。

日本人ライダーの長島哲太(IDEMITSU Honda Team Asia)は13位でフィニッシュし連続でポイントを獲得。相性の良くないサーキットでもきっちりとポイントを獲得しました。

決勝結果

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