2018年10月28日に開催されたスーパースポーツ世界選手権は第12戦ロサイルで行われました。最終戦まで持ち込まれたチャンピオン争いもついに決着!チャンピオンはコルテセ?それともクルーゼル?

予選はマヒアスがポールポジション獲得!チャンピオンを争う2人はフロントローからのスタート!

今年最後のレースでポールポジションを獲得したのはルーカス・マヒアス(GRT YAMAHA OFFICIAL WORLDSSP TEAM)。ロサイルのコースレコードを更新する素晴らしいタイムでの獲得となりました。チャンピオンシップリーダーのサンドロ・コルテセ(KALLIO RACING)が2位、ランキング2位のジュール・クルーゼル(NRT)は3番手スタートとなりました。日本人ライダーの大久保光(KAWASAKI PUCCETTI RACING)は13番手からのスタートとなっています。

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予選結果

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マヒアスがポールトゥウィン!コルテセがWSS参戦初年度でチャンピオン獲得!!

注目のスタートはポールポジションのマヒアスが1コーナーでオーバーランし4位に後退。クルーゼルがトップに立ちます。2番手には5番グリッドから一気にジャンプアップしたコランタン・ペロラーリ(GMT94 YAMAHA)、3位にコルテセというオーダーで1周目に突入。

2コーナーでアクシデント発生。サム・ホーンジーのクラッシュに大久保が巻き込まれ転倒。大久保はメディカルセンターに運ばれ、最終戦は不完全燃焼で終わってしまいました。

2周目にコルテセがペロラーリをパス、さらにクルーゼルもパスしトップに浮上します。勝った方がチャンピオンという状況の中、クルーゼルとコルテセは激しく順位を入れ替えながら周回していきますが、残り3周で3位のマヒアスが隙を突き一気にトップに浮上!2番手争いはファイナルラップまでバトルが続きましたが、ファイナルラップの7コーナーでクルーゼルがスリップダウン!!再スタートを切るも再び転倒し足を負傷してしまいました。

優勝はマヒアスでコルテセが2位に入りチャンピオン獲得!スーパースポーツ世界選手権に参戦初年度、わずか12戦目でのチャンピオン獲得となりました。今年の1月まで乗るチームが見つかっていなかったというコルテセでしたが、チーム、ヤマハに最高のプレゼントをもたらしました。3位にフェデリコ・カリカスロ(GRT YAMAHA OFFICIAL WORLDSSP TEAM)が入り、ヤマハが表彰台を独占しています。

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決勝結果

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チャンピオン争いが僅差で最終戦までもつれ込んだ今年のスーパースポーツ世界選手権。非常に見応えのあるシーズンでした。果たして来年はどんなレースが待っているのでしょうか?最終戦が終わったばかりなのに、来年が待ちきれません!!