先ほど決勝が終了したオーストラリアGPですが、チャンピオン決定後初のレースは、今期低迷していたあのライダーがついに勝ち、今期5人目の優勝ライダーとなりました!

ポールポジションは王者マルク・マルケス(ホンダ)が獲得!

フィリップアイランドで開催された第17戦の予選は、前戦ツインリンクもてぎの日本GPでタイトルを決めたマルケスが獲得。2、3番手にはマーベリック・ビニャーレス、ヨハン・ザルコのヤマハ勢が続き、4、5番手にはスズキワークスのアンドレア・イアンノーネとアレックス・リンスがつけました。

ドゥカティ勢はフィリップアイランドとの相性が悪いのか、最上位はサテライトのジャック・ミラーの6番手。同じくサテライトのダニロ・ペトルッチが8番手で、今回もホルヘ・ロレンソが欠場したため唯一のワークスチームのライダーであるランキング2位のアンドレア・ドヴィツィオーゾは、9番手と出遅れました・・・。

見事、今期5度目のポールポジションを獲得したM.マルケス(ホンダ)。

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予選2番手を獲得したM.ビニャーレス(25番、ヤマハ)。チームメイトのバレンティーノ・ロッシ(46番)はサードローの7番手となりました。

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自身昨年第5戦フランスGP以来の優勝!

決勝の最初の周回はミラー、マルケス、イアンノーネ、ドヴィツィオーゾ、ロッシの順で消化。ビニャーレスは9番手と出遅れてしまいました・・・。しかし、4周目8位、6周目5位、7周目2位・・・と順調にポジションを上げてきました。

そしてついに8周目にはビニャーレスは首位に浮上! 2位にロッシがつけ、今シーズン不振にあえいでいたヤマハワークスが、1-2体制を築き上げました! しかしこの状況は中盤戦までであり、次第にロッシは後退していくことに・・・。

ザルコと絡んだマルケスはリタイアで、レース途中でコースから去ったこともありますが、見事ビニャーレスはその後ほかのライバルたちに首位を明け渡すことなく27周を走りきり久々の優勝をヤマハにプレゼント! 今期未勝利をいう不名誉をヤマハワークスは回避できて、ホッとしているのではないでしょうか?

予選でのM.ビニャーレス(ヤマハ)の走り。今回の勝利で、MotoGPクラスでのキャリア5勝目を獲得しました。

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2位は今期限りでスズキを去ることが決まっているイアンノーネ。3位はドヴィツィオーゾ、そして4位はロレンソの代役でワークスドゥカティに乗ったアルバロ・バウティスタがゲット。しっかり代役としての仕事を十二分にこなしました!

次戦は11月4日決勝のマレーシアGPです。今シーズンも残り2戦となりましたが、ランキング2位争いが面白い状況になってきましたので、最後まで今期のMotoGPを楽しみましょう!

MotoGP 第17戦オーストラリア 決勝
1 M.ビニャーレス Movistar Yamaha MotoGP Yamaha 40'51.081
2 A.イアンノーネ Team SUZUKI ECSTAR Suzuki +1.543
3 A.ドビツィオーゾ Ducati Team Ducati +1.832
4 A.バウティスタ Angel Nieto Team Ducati +4.072
5 A.リンス Team SUZUKI ECSTAR Suzuki +5.017
6 V.ロッシ Movistar Yamaha MotoGP Yamaha +5.132

MotoGP2018 ランキング ※10月28日現在
1 M.マルケス Honda 296
2 A.ドビツィオーゾ Ducati 210
3 V.ロッシ Yamaha 195
4 M.ビニャーレス Yamaha 180
5 C.クラッチロー Honda 148
6 D.ペトルッチ Ducati 137