クルマ離れが進んでいると言われるこの時代、だからこそ知ってほしい。国産最強のスポーツカーであり、ホンダの最高級車「NSX」というクルマを。新型のNSXが3年ぶりに登場し、2019年より販売開始されることが10月に発表されました。

そもそもなのですが、10・20代の方に質問です。

「NSX」って知っていますか?

初代NSXの誕生ドストラクゾーンの世代の方からすると、この質問は「当たり前だろう!」と怒られてしまうかもしれませんね(笑)ただ、少々カルチャーショックかもしれませんが、わたしの周りの友人に(20代前後)に同じ質問をしたところ、残念ながらNSXをほぼ知らなかったのです!!中には名前は聞いたことある、なんてコもいましたが、ざっと5人に質問したところ、なんと全員知りませんでした。

でもやっぱり日本人であるならば、“日本が生み出す、そして日本が誇る極上のスーパーカーの実態をぜひ知っておいていただきたい!”NSX誕生を目の当たりにした方はきっとそう思いますよね?ということで、今回は初代・2代目、そしてついに発表された新型のNSXについてご紹介していきたいと思います。

モテるテクノロジーが大結集!「NSX」って!?

ほとばしる走る、曲がる、止まる。何一つ無理がなく、無駄がなく、自らの意思にどこまでも忠実にラインをトレースすることができたなら…そんな期待を胸に、いまから4世紀前ほど前、一台のクルマが世に送り出されました。

1990年、初代NSXの登場です。それは、その時点における“モテるテクノロジー”を結集した空前のスーパースポーツでした。

ホンダが求めたものは、“コックピットの住人すべてが、等しく、まるで躍動するメカニズムとシンクロするかのように、かつてないNEW SPORTS EXPERIENCEを体感できること。”乗る人のフィット感や環境適合性などを考え、商品性を高めていきました。

「人間とクルマの性能が高次元でバランスされて初めて、新しい時代のスポーツカーになる。ここにこそ、他社にはないHondaの価値があるのだ」。

NSXの誕生は、世界のスポーツカーが高性能と快適性の両立を目指すという、新しい時代を切り拓いたのです。

NSXがはじめて登場したときのエピソードのくわしくは、連載「ホンダ偏愛主義vol.9」を読んでみてください。

ホンダ公式の下記ページにもたっぷり紹介してあるのでこちらもチェックしてみてください。

革命を起こした「2台目NSX」>>>