2018年10月21日に行われたMoto2日本GP。晴天に恵まれたツインリンクもてぎでは、トップ2が3位以下を置き去りにしてしまう高速バトルが展開されました!

バニャイアが貫禄のポールポジションを獲得!母国長島が自己ベストの予選8番グリッドを獲得!

前日に行われた予選では、ランキングトップのフランチェスコ・バニャイア(SKY Racing Team VR46)がポールポジションを獲得。2位にはカタルニアで衝撃のポールトゥウィンを飾ったファビオ・クアントハッフォ(MB Conveyors - Speed Up)、3位にはイケル・レクオナ(Swiss Innovative Investors)が入り、自身初のフロントローからのスタートとなりました。ランキング2位のミゲル・オリベイラ(Red Bull KTM Ajo)は予選9位。どこまで追い上げてくるのかに注目です。

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注目の日本人ライダー長島哲太(IDEMITSU Honda Team Asia)はフリー走行から全て1桁順位と好調をキープ。予選でも自己最高の8番手に入り、決勝はサードローからのスタートとなりました!

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予選結果

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バニャイアとのスピード対決を制したクアントハッフォが優勝!しかしレース後に・・・

決勝スタートはバニャイアがトップで1コーナーに入り、クアントハッフォが2位、レクオーナーが順位を落としロレンソ・バルダッサーリ(Pons HP40)が3位に上がります。

オリベイラはスタートで一気に6位までポジションアップ!2周目にはアレックス・マルケス(EG 0,0 Marc VDS)をパスし5位まで浮上します。

3周目、クアントハッフォがバニャイアをパスしトップに浮上!ここからペースをあげ、バニャイア以外のライダーは誰もついてくることが出来ません。

順位を下げてしまった長島でしたが、残り9周で前を走るホルヘ・ナバッロ(Federal Oil Gresini Moto2)ハイサイドし転倒!ギリギリ長島は巻き込まれずに済んだものの、前との感覚がさらに開いてしまいました。

残り8周、オリベイラが4位に上がりますが、前方のマシンとの差は大きく開いてしまいました。

お互いファステストを更新しながら周回を重ねるトップ2はファイナルラップへ。バニャイアが仕掛けると思われましたが、クアントハッフォが素晴らしい走りで隙を与えずそのままチェッカー!なんとファイナルラップでファステストラップを更新するという完璧な優勝となりました!2位にはバニャイア、3位にバルダッサーリが入り、オリベイラは4位に終わりました。

長島は13位でフィニッシュしポイントを獲得。しかし調子が良かっただけにナバッロの転倒を避けなければいけなっかったのが痛かったですね。

完璧な優勝を飾ったクアントハッフォでしたが、レース後の再車検で空気圧が規定より低いことが判明し失格となってしまいました!これで優勝はバニャイア、2位バルダッサーリ、3位にオリベイラという結果になりました。長島も1つ繰り上がり12位フィニッシュとなっています。

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決勝結果

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