2018年10月13日に行われたDTM最終戦ホッケンハイム。今年は近年稀に見る大接戦で、チャンピオン争いは3人で争われます。全てが決まるレース2の前に行われる重要なレース1は手に汗を握る展開となりました!

予選はルーカス・アウアーがポールポジションを獲得!チャンピオンを狙うパフェが予選2位からのスタート!

レース1の直前に行われた予選でポールポジションを獲得したのが、ルーカス・アウアー(Mercedes-AMG DTM Team HWA)。予選2位にはランキング2位のゲイリー・パフェ(Mercedes-AMG DTM Team HWA)が入り、好位置からのスタートなります。しかも同じメルセデスのアウアーが前にいるので、他の2台に比べレースを優位に運べるはずです。

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3位には奇跡の逆転チャンピオンを狙うレネ・ラスト(Audi Sport Team Rosberg)が入り優勝を目指します。現在ランキングトップのポール・ディ・レスタ(Mercedes-AMG DTM Team HWA)は予選6位と出遅れる結果に。決勝でどこまで追い上げられるかに注目です。

予選結果

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レネ・ラストが5連勝の快挙達成!パフェが4位に入り、ディ・レスタが8位に終わる

決勝スタートは3位スタートのラストがミスし4位に後退。ポールポジションだったアウアーが2位のパフェを先に行かせ、メルセデス勢が完璧な展開に持ち込みます。

スタートで遅れたラストは4周目にアウグスト・ファーファス(BMW Team RMG)をパスし3位に浮上。そして13周目にパフェより先にピットイン。作業も決まりコースに復帰します。

そして次の周にトップのパフェがピットイン。先にピットインし、タイヤが温まったラストが真後ろまで迫ってきます。なんとかアウトラップを凌いだパフェでしたが、17周目にラストがトップに浮上!

しかし23周目に再びパフェがラストを抜き返しますが、24周目にラストが再びトップに躍り出ます。

0.5秒差というミスの許されない痺れる展開の中、26周目にファーファスのドアが外れ、コース上に落ちてしまったことによりSC(セーフティーカー)が出動。

28周目にSCが解除されリスタート。これまでホイールトゥホイールのバトルを繰り広げていたラストとパフェですが、ラストがリスタートを決め1秒以上に差を広げました。

29周目、2位パフェの後ろからティモ・グロック(BMW Team RMG)が迫り、30周目にパフェをオーバーテイク!2位に上がります。

表彰台を守りたいパフェでしたが、強烈に追い上げてきたロビン・フラインス(Audi Sport Team Abt Sportsline)にもパスされ4位に後退。

勢いに乗るフラインスは2位のグロックもパスし、アウディーのワンツー体制に。そのままの順位でフィニッシュし、アウディーがワンツーフィニッシュを達成。そしてラストはDTM5連勝という快挙を達成し、チャンピオンに望みをつなぎました。

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2位にはフラインス、3位にグロックが入り、パフェは4位フィニッシュとなりました。表彰台を逃したものの、再びランキング首位に浮上し、チャンピオンに最も近い位置でラストレースに臨みます。

ランキング首位だったディ・レスタは8位に終わるという厳しいレースとなりました。

決勝結果

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