2018年9月30日に行われたF1ロシアGP。ランキング2位のセバスチャン・ベッテルに大きなリードを築き上げたルイス・ハミルトンはここでもポイント差を広げるのか、それともこれ以上離されたくないベッテルが待ったをかけるのかに注目です。

予選は今シーズン初優勝を狙うV.ボッタスがポールポジションを獲得!

シリーズ争いをしているチームメイトのサポートにまわり、今シーズンまだ優勝がないバルテリ・ボッタス(Mercedes)が得意のロシアでポールポジションを獲得しました。2位にはポイントリーダーのルイス・ハミルトン(Mercedes)、3位にランキング2位のセバスチャン・ベッテル(Ferrari)が入りました。

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予選結果

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ルイス・ハミルトンが今シーズン8勝目!チャンピオンに近くも複雑な優勝に

スタートは3位スタートのベッテルが好スタートを決めるもメルセデスの1-2は変わらず。予選19位スタートのマックス・フェルスタッペン(Red Bull)が8周目に5位まで浮上!ものすごい追い上げを見せます。

先頭争いで最初に動いたのはトップのボッタスで、12周目にピットイン。そして13周目にベッテルがピットインし、ボッタスの後ろで復帰。14周目にハミルトンがピットインするも、コース復帰してみるとベッテルがハミルトンの前に!ベッテルがピット戦略でハミルトンの前にでるも、16周目にハミルトンがベッテルを攻略。

優勝に向けてひた走るボッタスでしたが、25周目にメルセデスがチームオーダーを発令。ハミルトンを前に行かせ、ボッタスはベッテルの壁となりました。

トップに立ってずっと引っ張っていたフェルスタッペンは43周目にピットイン。5位でコースに復帰します。

残り10周でハミルトンは全体ベストを記録、メルセデスとハミルトンには余裕がありました。このままトップチェッカーを受け今シーズン8勝目!2位にはボッタスが入りメルセデスが1-2を達成。3位にはベッテルが入りましたが、ハミルトンとの差は50ポイントとなり、かなり厳しい状況に追い込まれました。

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決勝結果

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ハミルトンは今シーズン8勝目、ベッテルとのポイント差を50とし、チャンピオン獲得に向け完璧な結果となりました。しかしハミルトンにとって完璧なのは数字上の話。チームオーダーが発令され、今季初優勝を自ら手放さなければいけなかったボッタスの事を思うと複雑な心境なはず。レース後は真っ先にボッタスの方に駆け寄り、インタビューでもボッタスのケアを忘れませんでした。

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難しいレースでしたが、チームや相棒のケア、そしてネガティヴな発言が少なくなったハミルトン。チームオーダーの件はさておき、ハミルトンは精神面でこれまで以上に強くなった印象を受けました。

次週はいよいよ日本GP。鈴鹿でのF1も契約が更新され、今年はチケットの売り上げも上々なのだとか。最も速く例年以上にエキサイティングなF1をぜひ現地でお楽しみください!