9月29日(土)、SBK(世界スーパーバイク選手権)のフランスラウンド・レース1が行われましたが、見事3連覇中のジョナサン・レイが優勝で未曾有のSBK4連覇を決めました!

ポールポジションは、トム・サイクス(カワサキ)が獲得!

SBKレースウィークの土曜日は、予選とレース1が行われますが、予選はレイのチームメイトのサイクスが獲得。スーパーポール男の異名を持つサイクスは、これでポールポジション獲得数を47に更新しました! 2番手はサイクスに逆転を許したレイ。以下、ロレンソ・サバドーリ(アプリリア)、シャビ・フォレス(ドゥカティ)、アレックス・ローズ(ヤマハ)、チャズ・デイビス(ドゥカティ)が続きましたが、レイの4連覇の「マジック対象」であるデイビスがこのペースだと、このラウンドのレース1でレイの4連覇が決まる可能性は高まったと言えるでしょう。

レース1の1周目はポールスタートのサイクスがトップに立ちましたが、2周目には早くもレイが首位に浮上! このまま首位をキープして優勝したレイに対し、デイビスは4位にとどまりました。この結果、レイの4連覇が決まることになりました。

今年度からの回転数制限という性能調整ルールの影響で、今年型のカワサキZX-10RRを乗りこなせずにいたT.サイクス(66番)ですが、このレースでは僚友のJ.レイに次ぐ2位に入りました。

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レイの連覇記録はどこまで続くことになるのか・・・?

サマーブレイク前には、レイの4連覇はすでに既定路線という空気もありましたが、フランスのレース2、そしてアルゼンチンとカタールの2ラウンドを残して早くもタイトルを決めるとは・・・いかに今年もレイの速さと強さが安定していたかを再認識させられますね。

両手で「4」のハンドサインをするJ.レイ(カワサキ)。強過ぎます!

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来年から2年、カワサキとの契約を更新したレイが、この連覇記録をどこまでのばすことになるのか・・・来年以降の話をすると鬼に笑われますが、注目したいです!

SBK 第11戦スランス レース1リザルト
1 J.レイ Kawasaki GBR 34'15.613
2 T.サイクス Kawasaki GBR 3.091
3 X.フォレス Ducati ESP 8.558
4 L.サバドーリ Aprilia ITA 9.193
5 C.デイビス Ducati GBR 10.074
6 M.メランドリ Ducati ITA 12.509