連載【ゴールドウイングの系譜】。今回は2代目 GL1100の紹介していこう。このモデルから生産拠点を米国(Honda of America Manufacturing)に移し、ロングツーリング指向の強いモデルとなっていった。
ホンダの最大排気量車として燦然と輝く「GOLDWING」。日本の歴史に大型スポーツツアラーという新しいジャンルを築き、発売開始から40年以上という長い歴史を持つバイクである。
この連載では、アスリートのように鍛え上げられ、力強くシャープな「GOLDWING」の生い立ちから現在までを紹介していく。
連載【ゴールドウイングの系譜Vol.1】はこちらから
2代目 GL1100 (1980)
排気量を10%アップし、綿密に計算されたリファインを加えることで、ロードスポーツカテゴリーから正真正銘のツーリングカテゴリーへと進化した。
エンジンは、パワーよりもトルクを重視。エアサスの装備のほか、ホイールベースを延長し前後シートの快適性を向上するなど、ツアラーとしてのキャラを際立たせた。
また、カウルやサイドバッグを装備したInterstate(インターステート)をラインアップしたのもこのモデルからだ。このモデルも日本での販売はない。
お次は3代目。次回もお楽しみに。