長年ヤマハのサテライトとしてMotoGPで活動していたテック3が、来期からKTMにスイッチすることが発表されてから、来期のヤマハサテライトの陣容がどうなるかに注目が集まっていました。そしてチーム体制が決まったことに続き、新たに起用されるライダー2人が先日明らかになりました。
若手2人のコンビを起用!
ヤマハMotoGPチームのリン・ジャービスは、先週末のオーストリアGPで受けたインタビューのなかで、最終的に決めるのはサテライトチーム側(SIC=セパン・インターナショナル・サーキット)だが・・・と前置きしつつ、来期のライダーはフランコ・モルビデリと、ファビオ・クアルタラロになることを明かしました。
2013年にスッターでMoto2デビューしたイタリア人ライダーのモルビデリは、2017年に見事Moto2タイトルをカレックスで獲得。2018年からはMotoGPに昇格し、ホンダサテライトのEG 0,0 Marc VDSから参戦。現在はランキング17位につけています。
来期の2人の活躍に期待しましょう!
もうひとりのクアルタラロは、まだ19歳のフランス・ニース出身の若手です。今シーズンはMoto2のスピードアップチームに所属し、カタルニアGPで待望のGP初勝利を記録しています。
来期MotoGP2年目となるMoto2王者と、バレンティーノ・ロッシ主宰のVR46アカデミーに属する若手希望株が、ヤマハYZR-M1でどのような戦いぶりを見せてくれるのか・・・? 期待しましょう。