7月末にハーレーダビッドソンが新中期経営計画を発表。初の電動モーターサイクル、噂の『LiveWire™️』がついに2019年に登場が決定しました。他、小排気量モデルの新開発やアパレル専門店の改行など、次世代ライダー育成に向けたさまざまな取組が進行しているようです。

ハーレーダビッドソン、次世代ライダー育成を柱とする新中期経営計画を発表

ハーレーダビッドソンが、日本時間30日深夜に“More Roads to Harley-Davidson”と題した新たな中期経営計画を発表。今後2022年までに積極的な投資とコスト削減、魅力的な新製品導入と店舗体験やディーラー網のさらなる整備を進めることで、2017年比で世界売上高を10億ドル規模で伸長させることを目指しす、とのことです。

ついにキタ! 初の電動モーターサイクル『LiveWire™』を2019年に市場導入

数年前から話題になっていた『LiveWire™️』、ついに来年お目見えとなります。詳細な時期や価格、そしてそもそも日本に入ってくるかは現時点で未定。ええー。教えてよお。

2019年に市場導入されるハーレーダビッドソン初の電動モーターサイクル『LiveWire™』(プロトタイプ)

さらに、2022年までにモデル拡充が予定されており、より軽く・小さく・手にしやすい製品群化が進められる模様。公開された画像はまだイメージだそうですが……きっと超カッコイイの出してくれるに違いありません。期待して待ちましょう。

『LiveWire™』は2022年までにモデル拡充を予定(画像はイメージ)

アジア市場のさらなる開拓へ向け、250~500ccの小排気量モデルを新開発

日本を含むアジア市場を中心とする次世代ライダー育成強化に向けて、より手頃で小排気量(250ccから500cc)のモーターサイクルが、インドを皮切りにアジアで生産・販売されます。

そんなちっちゃいのばっか出すのかいな、とご心配のハーレー愛好家さん、ご安心を。中排気量モデルには、新たなセグメントへの参入となるハーレーダビッドソン初のアドベンチャーツーリングモデル『Harley-Davidson Pan America™ 1250』と、新ストリートファイターモデル(975cc)が2020年に登場するのに加え、2021年には新たな1250ccカスタムモデルが発売される予定もあります。

2020年に登場予定のアドベンチャー・ツーリング・モーターサイクル『Harley-Davidson Pan America™ 1250』(プロトタイプ)

新ストリートファイターモデル(プロトタイプ)

2021年にデビュー見込みの1250ccカスタムモデル(プロトタイプ)

都市型アパレル専門店の開業はじめ新たな店舗体験とディーラー網を拡充

ハーレーダビッドソンの都市型アパレル専門店が世界規模で開店されます。ECもはじまるとか。ここ数年、バイク乗りのアパレルがぐんぐんおしゃれになってきて嬉しい限りですね。

米国HARLEY-DAVIDSON Inc.社長兼CEOのマット・レバティッチは「発表した大胆なアクションにより、優れた製品開発と製造、世界におけるブランド力、そしてディーラーネットワークという、ハーレーダビッドソンの幅広い性能と競争力を最大化することが期待できます。ロイヤルライダーの皆様はもちろん、まだライディングの喜びを考えたこともない未来のライダーの皆様にも、これらの“革命”を通じ新たな自由を提供できれば幸いです」とコメントしています。

『LiveWire™️』乗ってみたいなあ、日本上陸を待ちましょう。