2018年7月8日に行われたF2イギリスGPレース2の模様をお届け!ラッセルが一歩抜け出したチャンピオン争いですが、果たしてライバル達はラッセルを止めることが出来たのか?

レース1はA.アルボンが優勝!ラッセルはミスが重なるも2位でゴール。

レース序盤にピットインするも、ピットでタイヤ装着に手間取り、さらにはピットレーンでの速度違反を犯してしまい、5秒加算のペナルティを与えられたジョージ・ラッセル(ART GRAND PRIX)でしたが、2位でしっかりゴールし、ファステストラップも記録してポイントを重ねました。優勝したのはアレクサンダー・アルボン、見事今シーズン2勝目をマークしました。スピードには定評のあるアルボンがそのスピードを見せつけたレースになりました。序盤に「パワーがない」と無線で言っていたフオッコがハンデを感じさせない走りで3位に入っています。ランド・ノリス(Carlin)をはじめほとんどライバルの前でフィニッシュしたラッセルがポイント差を広げる形になりました。

レース1結果

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M.ギュンターF2初優勝!チームメイトの福住はスタート出来ず

フォーメーションラップ前に福住仁嶺(BWT ARDEN)のマシンに問題発生。ラジエターに問題がありスタートすら切れない結果となりました。

ローリングスタートで始まったレース2はランキング上位のラッセルとノリスのオーバーテイクショーとなりました!ノリスはアルボン、ルカ・ギオット(CAMPOS)をパス、15周目にはアントニオ・フオッコ(Charouz Racing)と接触しますが、責任はフオッコにあると判断され10秒加算のペナルティが課されました。フオッコはリタイアしたので次戦で加算されると思います。一方ラッセルもルイ・デルトラ(Charouz Racing)、アーテム・マルケロフ(RUSSIAN TIME)、ニック・デ・フリース(PREMA)をパスしトップのマキシミリアン・ギュンター(BWT ARDEN)を攻めます。終盤ノリスが前のデ・フリースとマルケロフがバトルしている隙にノリスが2台をごぼう抜き!10番手スタートから見事表彰台を獲得しました。ラッセルはラストラップにギュンターより1秒5も速いペースで追い上げ0.5秒差まで追い詰めましたがギュンターが逃げ切りF2初優勝を果たしました!アーデンの2台、ギュンターと福住は明暗を分ける形となりました。

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レース2暫定結果

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次戦は2018年7月27日から29日にハンガリーのブタペストにあるハンガロリンクサーキットで行われます。チャンピオン争いではラッセルがさらに差を広げる形になりました。日本人勢に関しては牧野がレース1で速さをみせ、F2マシンに慣れてきた印象です。福住にとって最悪のイギリスGPとなってしまいましたが、次戦福住の持つスピードを見せてもらいたいと思います。F2はDAZNで配信されますので皆さんチェックしてみてくださいね!