出身地がサーキットに近く念願の母国GPで優勝を果たしたボコラチーでしたが、まさかの失格。詳細とレース1の最終結果、そしてレース2の結果をお届け。

天国から地獄へ。母国優勝が手から滑り落ちたボコラチー

レース1後の車検で優勝したドリアン・ボコラチー(MP MOTORSPORT)と5位のニコ・カリ(MP MOTOR SPORT)の車両が燃料残量不足だったことが判明し、失格になってしまいました。これによりアンソニー・ユベールがGP3初優勝。

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上位2人が失格ということでファン・マヌエル・コレア(JENZER MOTORSPORT)とジェイク・ヒューズ(ART GRAND PRIX)が9位と10位で繰り上げ入賞。表彰台の中央でフランス国歌を聴き、勝利の美酒を味わったボコラチーにとってまさに悪夢、レース2は厳しいレースとなりますが、悔しさを晴らせるか注目です!

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レース1最終結果

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レース1では激しいバトルを繰り広げた2人がフロントローに並ぶ!」

レース1の9番手争いは猛追するカラム・アイロット(ART GRAND PRIX)をジョーイ・モーソン(ARDEN)が素晴らしいライン取りでブロックする白熱の展開で、レース1のハイライトとも言っていいバトルでした。上位2人のペナルティにより、アイロットがポールポジション、モーソンが2番手からスタート。昨日激しいバトルをみせた2人から目が離せません!

レース2はレース1と同じく天候もよく絶好のコンディションになりました。スタートは3番手スタートのペドロ・ピケ(TRIDENT)がトップに立ち、2位アイロット、3位モーソンと続きます。1周目のターン11でアイロットがピケをオーバーテイク!首位を取り戻します。モーソンもピケに襲い掛かりますがピケは2位を譲りません。

4周目のホームストレートでジェイク・ヒューズ(ART GRAND PRIX)とアンソニー・ユベール(ART GRAND PRIX)が接触し、ヒューズのフロントウイングが破損、ヒューズは翌週ピットに戻りノーズを交換します。この2台の後ろを走っていたニコ・カリ(MP MOTORSPORT)がヒューズのパーツを拾い右リアタイヤがバースト!ピットに戻ることができずコース上でストップ。ステアリングを投げつけ悔しさを露わにするカリ、レース1では失格、レース2では不運でリタイヤと今週末はついていませんでした。

5周目にはレース1同様DRSが使用してはいけない事が発表され、オーバーテイクが難しい展開に。
レース後半からアレッシオ・ロランディ(TRIDENT)、ニキータ・マゼピン(ART GRAND PRIX)、ジュリアーノ・アレジ(TRIDENT)、アンソニー・ユベール(ART GRAND PRIX)の4台による4番手争いが熾烈になるも順位は変わらず。

優勝したのはアイロット!GP3初優勝を果たしました。2位にはピケ、3位はモーソンが入り、今年のGP3ルーキーたちが表彰台を独占しました!

アレジと同じフェラーリ・アカデミーの一員でもあるアイロット、この優勝はアレジにプレッシャーを与え、フェラーリにアピールする素晴らしい結果となりました!

レース2暫定結果

フランスGPから怒涛の3連戦ということで次回はオーストリアのレッドブルリンクでGP3第3戦が行われます!DAZNでは、6月29日の日本時間16時35分からフリー走行、6月30日の日本時間0時45分から予選、6月30日の日本時間17時15分からレース1、7月1日の日本時間17時からレース2というスケジュールで生中継されます!毎戦ドラマが起こるのがGP3、血気盛んな若手ドライバー達の活躍に注目!!