日本ではラリー映画「OVER DRIVE」が盛り上がってますね!お恥ずかしい限りですが私はまだ見れてません・・・評判がかなり良いので楽しみです!さてラリーの世界最高峰といえば世界ラリー選手権(WRC)ですが、久々に最後の最後まで誰が勝つかわからないラリーでした。WRC第7戦イタリア・サルデーニャは最終パワーステージまで勝負がつかない大激戦!4年連続年間チャンピオンを獲得しているM-SPORT FORDのS.オジェと次期チャンピオン候補筆頭のHYUNDAI MOTORSPORTのT.ヌービルによる一騎討ち。王者か、チャレンジャーか、勝つのはどっち・・・

オジェVSヌービル、フォードVSヒュンダイ、勝ったのは?

最終DAY3が始まる時点で2人の差はたった3.9秒。僅差ながらオジェが首位をキープ。今年3勝のオジェに次いで2勝をマークしているヌービル。ヒュンダイのポテンシャルもよくヌービルは最終日も全開で攻め、オジェとの差をさらに縮めます。

一方王者オジェは最終パワーステージ手前のステージでタイムカードを忘れるというミスを犯してしまいます!「セットアップ作業をしていただけでパニックではない」とインタビューで応えていたオジェですが明らかに動揺し、プレッシャーを感じていたように見受けられました。

4度のWRCチャンピオンにあるまじきミス。トヨタのO.タナック達がタイムカードをもってきてくれたそうですが、これによりオジェは1万ユーロの罰金を課されました。チャンピオンシップポイント剥奪ではなかったことが不幸中の幸いでしょうか。それにしてもモータースポーツの罰金はケタ違いですね・・・

そして最終パワーステージ、2人の差は0.8秒。距離が短いパワーステージとはいえ、この差はほんの少しのミスで逆転されてしまうタイム差です。

追いかけるヌービルは最終パワーステージでも暫定トップタイムを記録!オジェにプレッシャーを与えます。そしてオジェはヌービルに1.5秒及ばず!!最後の最後にヌービルが大逆転でサルデーニャを制しました!最終結果は0.7秒差でヌービルが優勝というスリリングなラリーとなりました!!

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現役チャンピオンにイコールコンディションで勝ったヌービル、今まで以上に実力をアピールできましたし、私たちも彼が本物になってきたと感じました!最後の緊迫した場面で力を発揮できるのはドライバーの精神力のおかげ、チャンピオンシップ争いも楽しみになってきました!!

イタリアサルデーニャ終了時点のチャンピオンシップポイントはこちら!

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シーズンも折り返し地点、次戦はWRCきっての高速ラリー、ラリーフィンランドは7月26日 から開催!J SPORTにて生放送で観戦できます。熱いチャンピオン争いをお見逃しなく!!