6月3日(日)のイタリアGPで優勝した3度のMotoGP王者ホルヘ・ロレンソが、4度MotoGP王者に輝いたマルク・マルケスの来期のチームメイトになることが公式に発表されました!

数字でわかる、この組み合わせのスゴさ!

ロレンソとレプソル・ホンダの間で2019年からの2年契約が合意に至ったニュースは、MotoGP公式サイトおよびHRC(ホンダ・レーシング)公式サイトでも報じられています。

 株式会社ホンダ・レーシング(以下、HRC)は、FIM※1ロードレース世界選手権のMotoGPクラスに参戦するホルヘ・ロレンソ選手(31歳 スペイン)と2019年からの2年契約に基本合意し、ワークスチーム※2ライダーとして「レプソル・ホンダ・チーム(Repsol Honda Team)」から参戦することを発表しました。
 ホルヘ・ロレンソ選手は、2008年にMotoGPクラスにステップアップ。その後、2010年、2012年、2015年と3度のワールドチャンピオンとなるなど、輝かしい成績を残してきました。
 なお、2019年のワークスチームの体制については、改めて発表します。
※1FIMとは、Fédération Internationale de Motocyclisme(国際モーターサイクリズム連盟)の略称
※2ワークスチームとは、マシンを製造しているメーカーが運営しているチーム。 Hondaでは株式会社ホンダ・レーシング(HRC)が運営するチーム

言うまでもありませんが、すでにレプソル・ホンダ・チームと契約を更新しているエースライダーのマルケスと新加入するロレンソのふたりは、近年のMotoGPで輝かしい業績を残してきたライダーです。

2010、2012、2015年のタイトルはロレンソ、2013、2014、2016、2017年のタイトルはマルケスが獲得・・・つまり、2011年のケーシー・ストーナー(ホンダ)を除き、2010年から2017年のMotoGPタイトルはふたりが分け合っていたことになります!

第6戦イタリアGPでは決勝転倒に終わったM.マルケス(ホンダ)ですが、これまで3勝をあげランキング首位の座を保っています。

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またマルケスとロレンソの2人は、これまで11の世界タイトル、130の勝利、255の表彰台を合わせて獲得しています。同じ舞台で戦う2人の才能豊かなMotoGPチャンピオンが、来期から同じチームで戦うことになるわけですから、これはライバルたちにとっては脅威になることでしょう。

2002年にGPフル参戦開始したJ.ロレンソ(左)ですが、ホンダライダーとしてシーズンを戦ったのは250ccクラス(当時)ステップアップ初年度にチーム・フォルトゥナ・ホンダのライダーとして、ヘクトール・バルベラ(右)とともにRS250RWに乗った1年のみです。14年ぶりにホンダライダーとなるロレンソのパフォーマンスに、期待したいですね!

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まだ2018年シーズンなかばで来年のハナシをするのは鬼に笑われてしまいますが(苦笑)、来期のドリームチームともいえるレプソル・ホンダ・チームの2人がどのような戦いをするのか・・・今年のMotoGPの今後の展開を材料に、想像することを楽しみたいですね!