MotoGP第3戦アメリカズGPは、王者マルク・マルケスが圧倒的な強さをみせるCOTAで開催されました。今年も例年どおり・・・マルケスが圧勝するのかな・・・と思いきや、予想どおりの結果でした(苦笑)。

今回も暴れん坊行為?でペナルティを受けたマルケス

前戦のアルゼンチンGPでグリッド上押しがけ&逆走とか、アレイシ・エスパルガロ(アプリリア)やバレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)に激しく接触とか、いろいろヤラカシたことで話題を集めたマルケスですが、今回もヤラカシてくれました!

 予選でヤマハのマーベリック・ビニャーレスがタイムアタック中、ライン上をスロー走行してビニャーレスを妨害した・・・とレースディレクションが判断したため、ポールポジションタイムを叩き出したにかかわらずマルケスは3ポジション降格で決勝にのぞむハメになりました。

ただ一人2分3秒台で予選最速だったM.マルケス(ホンダ)ですが、M.ビニャーレス(ヤマハ)に対する妨害のペナルティで3ポジションダウンとなり2列目からスタートすることに・・・。

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ペナルティとかカンケーなしの強さで今期初優勝!

まぁ今回のマルケスのペナルティは、そんなに目くじら立てるほど悪質な行為ではないのですが・・・前戦の荒れっぷりからの対策として、今後はペナルティの判断が厳しく見られることになるのでしょうね・・・。

COTAで圧倒的な実績を持つマルケスにとっては、3ポジション降格なんてペナルティは屁の河童ってカンジなのでしょうか? 決勝では一度もライバルたち相手に首位を奪われることなく、20周のレースで因縁? のビニャーレスに3.5秒以上の差をつけて圧勝。6年連続のポール・トゥ・ウインという偉業を見事達成しました。

アメリカズGPの舞台であるCOTAでは、圧倒的に強いM.マルケス(ホンダ)。今年も当たり前のように勝ちました。強い!

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この結果、ランキング首位のアンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)にわずか1点差の2位にマルケスは浮上。今年もマルケスの年になるのか・・・? それとも次戦より欧州ラウンドに入ってからライバルたちが巻き返すのか・・・注目しましょう!

MotoGP第3戦アメリカズGP 決勝
1 M・マルケス Repsol Honda Team Honda 41'52.002
2 M・ビニャーレス Movistar Yamaha MotoGP Yamaha +3.560
3 A・イアンノーネ Team SUZUKI ECSTAR Suzuki +6.704
4 V・ロッシ Movistar Yamaha MotoGP Yamaha +9.587
5 A・ドビツィオーゾ Ducati Team Ducati +13.570
6 J・ザルコ Monster Yamaha Tech3 Yamaha +14.231

2018 MotoGPランキング(第3戦消化時点)
1 A・ドビツィオーゾ Ducati 46
2 M・マルケス Honda 45
3 M・ビニャーレス Yamaha 41
4 C・クラッチロー Honda 38
5 J・ザルコ Yamaha 38
6 A・イアンノーネ Suzuki 31