今年のSBK(世界スーパーバイク選手権)第4戦、オランダラウンドがアッセンにて行われました。今回はここまでイマイチだったアノ人と、地元のライダーの活躍が目立ちました!

レース1は絶対王者ジョナサン・レイが制覇!

アッセンでのSBKオランダラウンドは、ヤマハ勢の活躍が光りました! まず予選はアレックス・ローズがスーパーポールを制しポールポジションを獲得。これは今季初のヤマハのポールポジションになりました。

土曜日のレース1は、シャビ・フォレス(ドゥカティ)が好スタートを見せますが、すぐにセカンドグリッドから発進したJ.レイ(カワサキ)がこれをパスして首位浮上。ポールポジションスタートのローズはジリジリ後退しますが、代わりに地元出身のチームメイトであるマイケル・ファン・デル・マークが7番グリッドから首位争いに加わります。

レース1、M.ファン・デル・マーク(ヤマハ)、X.フォレス(ドゥカティ)、T.サイクス(カワサキ)、M.メランドリ(ドゥカティ)の順で表彰台争いを繰り広げます。

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レイとファン・デル・マークの争いに加わったのは、ドゥカティのエースであるチャズ・デイビスでした。デイビスは一度はファン・デル・マークを抜いて2位に浮上するものの、結局抜き返されることに・・・。そしてレース1はこのままのオーダー・・・レイ、ファン・デル・マーク、デイビスの順でゴールとなりました。

王者らしいレース運びで、レース1を制覇したJ.レイ(カワサキ)。

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レース2は、T.サイクスが今期初優勝!

日曜日のレース2は、レース1で惜しくも表彰台を逃したサイクスがリバースグリッド方式によりポールポジションからスタート。この好条件を活かしてサイクスは見事ホールショットを獲得。フォレス、ファン・デル・マーク、そしてレース1の勝者のレイがサイクスを追う展開となります。

フォレスは次第に後退し、サイクスへの挑戦権をかけてレイとファン・デル・マークが2位争いをしますが、その間にサイクスは逃げを打ってリードを確保。見事今期初優勝を成し遂げました。2位は競り合いの末レイがゲット! 3位のファン・デル・マークは、嬉しい地元での表彰台をレース1に続き獲得しています。

僚友J.レイの好調に対し、今期冴えなかった元SBK王者のT.サイクスでしたが、レース2で見事優勝! これが復活の狼煙となるか・・・注目です!

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地元オランダのファン・デル・マークの活躍、そして元SBK王者サイクスの復活勝利に盛り上がったアッセンでしたが、彼らがタイトル争いに絡むようになるとより今年のSBKは面白くなるでしょう! 次戦イタリア(イモラ)は5月11〜13日に開催されます! 楽しむに待ちましょう!

SBK オランダ レース1 リザルト
1 J.レイ Kawasaki GBR
2 M.V.D.マーク Yamaha NED 0.981
3 C.デイヴィス Ducati GBR 1.282
4 T.サイクス Kawasaki GBR 1.413
5 X.フォレス Ducati ESP 8.625
6 M.メランドリ Ducati ITA 14.903

SBK オランダ レース2 リザルト
1 T.サイクス Kawasaki GBR
2 J.レイ Kawasaki GBR 5.445
3 M.V.D.マーク Yamaha NED 7.507
4 X.フォレス Ducati ESP 11.316
5 C.デイヴィス Ducati GBR 18.953
6 J.トーレス MVアグスタ ESP 22.414

2018 SBK ポイントランキング(第4戦終了時)
1 J.レイ     159 KAWASAKI
2 C.デイビス   129 DUCATI
3 M.メランドリ  115 DUCATI
4 M.V.D.マーク   103 YAMAHA
5 T.サイクス   101 KAWASAKI
6 X.フォレス   100 DUCATI