先日、イタリアのローマにて「FIM エネル MotoE™ワールドカップ」のプレゼンテーションが行われました。MotoGPのシリーズに組み込まれる電動バイクによるロードレース・・・どんな戦いが繰り広げられるのか、楽しみです!
イタリアの大手電力・エネルギー会社がタイトルスポンサーに!
2019年からスタートが予定されているMotoE™ですが、使用されるマシンはイタリアの電動バイク、エネルジカ・エゴをベースとしたレーシングモデルのワンメイクとなります。
ローマでのプレゼンテーションでは、FIMやドルナのお偉いさんたちが登壇。イタリアの大手電力・エネルギー会社であるエネルとの間に、MotoE™ のタイトルスポンサーとして契約したことを公表し、いかにドルナがこの新しいロードレースシリーズに期待をかけているか、をアピールしました。
またプレゼンテーションのなかでは、MotoE™ に使用されるレーシングマシンを紹介するビデオが流されました。そのビデオのなかでMotoE™ マシンに乗るのは、元世界ロードレースGP王者でMotoGPのダイレクターを務めるロリス・カピロッシでした!
ビデオのなかで公表されるスペックは、なかなかのモノです・・・
ビデオの中では、MotoE™ 用マシンの各種スペックも紹介されています。最高出力は110kW(147hp)、最高速度は250km/h、最大トルクは200Nm(20.39kg-m)/0〜5,000rpm、そして0-100km/h加速は3秒と、これらの公表値からもMotoE™ 用マシンはかなりの高性能電動バイクであることがわかります。
そしてビデオの最後に、カピロッシは私たちに語りかけます。「The future is closer than you expect.」=未来は貴方が思うより近くにある・・・と。
果たしてMotoGP開催サーキットで、MotoE™ 用マシンがどれくらいのラップタイムを刻むのか・・・などなど、興味は尽きないですね! 鬼が笑うかもしれませんが、2019年を楽しみにしましょう。