東京モーターショーでホンダが発表した『ネオスポーツカフェコンセプト』が、ミラノで行われたモーターサイクルショーEICMA では新型CB1000Rとなって発表された。欧州で発売されているストリートファイターのCB1000 Rから大きく路線変更し、新しくもあり、レトロテイストでもあるカフェスポーツとなった!
月刊オートバイ2018年1月号より
デジタル編集:ロレンス編集部
月刊オートバイ2018年1月号より
デジタル編集:ロレンス編集部
CB1100Rのデザインテーマはネオスポーツカフェ
HONDA CB1000R
発売予想:2018年春
予想価格:155〜165万円
最高出力:145.5PS/10500rpm
最大トルク:10.6kg-m/8250rpm
ホンダが誇る電子制御を惜しみなく標準採用したCB1100R
新たに生まれ変わったCB1000Rは 年ぶりの進化ということもあって、スタイリングだけではなく、メカニズム面でも大きく進化を遂げている。
CBR 1000RRをルーツとするエンジンは、スポーツネイキッドに合ったパワー特性を追求した結果、これまでのSC型CBRのエンジンを踏襲することとなったが、新型搭載に合わせて更なるチューニングが施され、主に6000〜 8000回転付近でのトルクを増強され、パワーも145PSとなった。
また、扱いやすさを徹底すべく、 合わせて電子制御デバイスも惜しみなく採用。3段階のパワーモードや、エンジンブレーキコントロール、HSTCと呼ばれるトルクコントロールを採用、これらの設定を組み合わせて4つのライディングモードを用意している。
フレームは、ホーネットシリーズ以来となる、スチールモノバックボーンフレームを採用し、リッタークラスのネイキッドながら212kgという軽さを実現。サスペンションもショーワの最新ユニットを装備している。
個性あるスタイルとゆとりの動力性能。スタイリングは大きく変わっても、CB1000Rの魅力は受け継がれているのだ。