「RICHARD MILLE SUZUKA Sound of ENGINE 2017」に参加予定の車両を紹介する当連載!
今回は『マスターズ・ヒストリック・フォーミュラ1』のデモンストレーションに参加予定の、ティレル001をご紹介いたします。
今回は『マスターズ・ヒストリック・フォーミュラ1』のデモンストレーションに参加予定の、ティレル001をご紹介いたします。
名門ティレルの第1号車!
1970年にデビューした001は、ケン・ティレル率いるティレルが初めて開発したオリジナルF1マシンです。もともとチームはマーチ101を使用するプライベートチームでしたが、その戦闘力不足から自力開発が必要という決断に至ったわけです。デザイン担当は、後にティレルであの6輪F1のP34を開発することになるデレク・ガードナーでした。
アルミ・モノコック、コスワースDFV、ヒューランドFG400というオーソドックスな構成ながらコンパクトでハンドリングに優れた001。ジャッキー・スチュワートのドライブで第11戦カナダGPに現れた001は、いきなりポールポジションを獲得するという衝撃の公式戦デビューを飾った。70年はトップを走るも全てリタイアに終わったが、翌71年には南アフリカ、非選手権のカナダとブランズハッチで2位に入るなど活躍。現在001を所有しているのは、世界的なティレル・コレクターとして知られるジョン・ディレーンである。
DFVサウンドがシビれますね!
こちらの動画は、2016年のゾルダー(ベルギー)でのイベントで撮影された、001のオンボード映像です。45秒から7分28秒の間、ぜひ001のドライバーになった気分を満喫してください!