現地時間9/30(土)にカワサキのジョナサン・レイが優勝し、今年のタイトルを獲得したのは先日お伝えしたとおりです。興味はランキング2位以降の順番ですが・・・日曜日のレース2を制覇したのはアノ人でした!?

ヤマハ、久々の2台表彰台登壇!

土曜日のレース1の結果を反映したリバースグリッド制度により、レース2のポールポジションは最近いい位置に食い込むMVアグスタのレオン・キャミアでした。しかし、スタート直後に飛び出したのはヤマハのアレックス・ローズでした!

ローズは3周目まで首位をキープしますが、その座を奪ったのは後方から追い上げたドゥカティのチャズ・デイビスでした。4周目からデイビスは首位をキープ! 小雨が降ったりの難しいコンディションのレースをコントロールし、見事そのまま優勝しました。

ドゥカティのエース、C.デイビスが見事フランスラウンドのレース2を制しました!

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4周目から9周目まではキャミアとローズの2位争いが繰り広げられますが、キャミアのMVアグスタはメカニカルトラブルで残念ながらリタイア。10周目からはローズと、その僚友のマイケル・ファン・デル・マーク(ヤマハ)が2-3位を形成。そのままの順位でチェッカーを受けました。

アラゴンでのMotoGPでは、残念ながらV.ロッシの代役としての出番はなかったですが、本職のSBKでは見事マイケル・ファン・デル・マークは活躍しました。

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ランキング争いは2位と3位の勝負が気になりますね

近年、最強ファクトリーチームとして盤石の地位を築いているカワサキですが、レース2では王者J.レイも、目下ランキング2位のトム・サイクスも、ともに冴えませんでした。レイは2週目に転倒したアプリリアのユージン・ラバティに絡み、そのままピットイン。フートレストのトラブルで、そのままあっさりリタイアしました。

一方サイクスは、地盤は5位走行するものの次第に順位を落とし7位でゴール。ランキング2位争いをしているデイビスとの差を詰められてしまいました。

左からアレックス・ローズ、チャズ・デイビス、そしてマイケル・ファン・デル・マーク・・・のレース2の表彰台の面々。ちなみにヤマハがSBKで2-3位表彰台を獲得したのは、2011年以来となります。

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次戦の第12戦スペインラウンドは、10月20〜22日に開催されます。チャンピオンはすでに決まっていますが、ランキング2位以下の順位がどうなるのかも、大変興味ぶかいですね。熱いレースを期待しましょう!

2017 SBK第11戦フランス レース2結果
1. C.デイビス       ドゥカティ
2. A.ローズ        ヤマハ
3. M.V.D.マーク      ヤマハ
4. X.フォレス        ドゥカティ
5. M.メランドリ      ドゥカティ
6. L.メルカド       アプリリア

SBK2017 ランキング(第11戦終了時点)
1 J.レイ        カワサキ 456
2 T.サイクス      カワサキ 336
3 C.デイビス     ドゥカティ 327
4 M.メランドリ    ドゥカティ 281
5 A.ローズ        ヤマハ 200
6 M.ファン・デル・マーク ヤマハ 189