こちらの動画は、FIM EWC(世界耐久選手権)の2016-2017シーズンを制したフランスのGMT94のレギュラーライダーのひとり、ニッコロ・カネパの、2017年ルマン24時間のオンボード映像です。夜の暗闇のなかを超高速で疾走・・・迫力満点です。
長い夜を戦う24時間耐久!
現在のFIM EWCではシリーズ全5戦のうち24時間耐久は、開幕戦のボルドールと2戦目のルマン・・・とともにフランスのイベントのふたつのみになっています。ちなみに残りの3つ、スロバキア、オッシャースレーベン、そして鈴鹿はいずれも8時間ですね。
24時間耐久は8時間耐久の3倍の時間! というのは小学生でもわかるハナシですが(笑)、やはり24時間耐久の醍醐味といえるのは夜の走行時間の長さです。この動画は、ライダーがどんな景色の中で夜間走行をしているのか、疑似体験できるものと言えますね。
EWCライダーになった気分をご堪能ください!
過去に24時間耐久に参加経験のあるライダーの方に話を聞いたのですが、長い夜の走行も大変ではありますが、日没と日の出のころの時間帯も通常のスプリントレースでは体験できない難しさがあるそうです・・・。地平線に近い位置にある太陽の光がキョーレツなので、視界と明暗差がキビシーということは理解できますが、レーシングスピードのペースを維持することの難しさは、実際に体験した方でないとわからないでしょうね・・・。
24時間耐久に出場することない我ら凡人(苦笑)は、選ばれし者のひとりであるN.カネパのオンボード映像で、夜間走行の雰囲気を楽しむことにしましょう! なによりモニターの前は安全ですから!?
ちなみにこちらは今年の鈴鹿8耐でのN.カネパの走りを紹介した記事です。興味ある方はぜひあわせてご覧ください。