WEBマンガ/マンガアプリって実際どうなの?
紙のマンガは縮小傾向、でもデジタルあわせれば伸びに伸びている
現在、 紙のマンガ市場は約1,940億円(前年比8%減)と縮小している一方で、 紙と電子を合わせたマンガ市場規模は約3,400億円(前年比5%増)と 年々拡大しているそう。(出版科学研究所「2016年下半期 電子出版市場調査」より )
紙で揃えて大切にとっておきたい作品ももちろんあると思いますが、スマホでいち早く読みたい!たくさん読みたい!サクッと隙間時間で読みたい!てゆーかエッチなやつは恥ずかしいのでスマホで買わせてください恐れ入ります!って場合もありますからね。
マンガサービスから映画化やドラマ化も始まっている
さらに、週刊マンガ雑誌アプリ「マンガボックス」掲載作品『恋と嘘』(ムサヲ、 講談社)は2017年夏にTVアニメ化・秋に実写映画化、 無料マンガ配信サービス「サイコミ」のオリジナル作品『ふたりモノローグ』(ツナミノユウ)は2017年秋に実写ドラマ化など、 WEBマンガサービスから生まれたマンガコンテンツが世間にぐいぐい進出してきています。
マンガサービス、使ったことある?
若年層にはもはや"当たり前"のものとなっているマンガサービスですが、ロレンス読者のみなさまは使ったことあるでしょうか?スマホ向けということで、ちょっとした工夫がされているのですよ。
たとえば、マンガには欠かせない「コマ割り」。でもスマホで紙のコマ割りの状態のまま読もうとすると、かなり読みづらい…拡大縮小も面倒ですし、文字ちっちゃいとかね。そこでマンガサービスの作品のコマ割りはかなりシンプルに改良されているものが多いです。1ページごとに区切らずに、上から下にスクロールを続けていくことで読み進める形式をとっているサービスもあります。
また、1話が通常の紙のマンガよりも短いものも多く見受けられます。スマホ特有の"スキマ時間"に利用されることが考慮されているのでしょう。同時に、細切れにすることで、広告の差し込み場所を増やしたり、課金箇所を多くする代わりに一回ごとの金額を低く、と設定していると考えられます。
1話無料、とかが活発に行われているのもデジタルサービス特有の方法ですね。いつもなら素通りっぽい作品(なんか絵柄好みじゃないかも、とか)でも、ちょっと読むと意外とタイプだったりするんですよね。
でも作品多すぎてどれから読んでいいのやら
もうめーっちゃいろんなサービスがある中で、どれが面白いのかもはやわからんちんですね。
というわけでちょうどいいやつ見つけ出してきました。LINEが中心となって、国内の面白いマンガを決めるイベント「100万人が選ぶ 本当に面白いWEBコミックはこれだ!」。
2016年9月1日から2017年8月31日に1度でも更新されたWEB発の全マンガ作品(*1)とし、 読者による一般投票にて「男性向け作品ランキング」ならびに「女性向け作品ランキング」を決定します。 *1:WEB/アプリ上で初めて発表された作品(成年ジャンルを除く)
本日9月4日から「100万人が選ぶ 本当に面白いWEBコミックはこれだ!」特設サイト上にて、 ユーザーによる投票を開始しており、 11月25日(土)に結果発表ならびに、 本取り組みの記念書籍として『100万人のWEBコミック読者が本当にオススメしたいコミックはこれだ』(TOブックス/ティー・オーエンタテインメント)が発刊される予定。
なお、上位入賞作品は、 全国の書店店頭プロモーションやイベント開催など、 様々な展開が予定されており、街中で見かける機会も増えそうです。マンガから遠ざかっているあなたも、もう一回、マンガブーム到来しちゃうかもですな。
キャンペーン概要
イベント名:
「100万人が選ぶ 本当に面白いWEBコミックはこれだ!」
審査対象:
2016年9月1日から2017年8月31日に1度でも更新されたWEB発マンガ
賞:
男性向け作品ランキング(20作品)/女性向け作品ランキング(20作品)
選出方法:
ユーザーによる一般投票にてランキングを決定
受賞作品発表:
2017年11月25日(土)
主催:
100万人が選ぶ WEBコミック実行委員会
協力:
LINEマンガ・マンガワン・マンガボックス・comico・ピッコマ・エブリスタ・GANMA!・マンガハック・TSUTAYA
特設サイト:
■ユーザー投票方法
2017年9月18日(月)23:59までの期間中、 「100万人が選ぶ本当に面白いWEBコミック」公式アカウント(LINE ID: @100manwebcomic )から配信される投票フォームにて投票が可能です(*2)。
*2「100万人が選ぶ本当に面白いWEBコミック」公式アカウントを友だち追加すると投票フォームが届きます。 1つのLINEアカウントにつき1回までの投票となります。