そのプロトタイプがメディアの試乗に供され、市場に登場するであろうヤマハの新型テネレT7の概要が次第に明らかになってきました。早く量産版を見てみたいですね!

プロトの車重は約180kg!

ヤマハのアドベンチャーモデルの伝統を受け継ぐ新型テネレT7のプロトタイプは、最高出力75hpで車重は約180kgというスペックが公表されています。エンジンのベースとなるのはヤマハMT-07の2気筒688ccですが、車重自体もMT-07と近似値ということになります(179kg、ABS付きは182kg)。

リッタークラスのアドベンチャーモデルは、近年超大型化の流れにあり平均的日本人の体格では乗るのがツラくなりつつありますが、新型テネレT7はプロトタイプの仕様から大きな変化がなければ、その軽さから日本人にも親しみやすいモデルになるかもしれません(リッターバイクじゃないからヤダ!という人はさておき?)。

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1990年代のパリ-ダカールラリーで活躍したファクトリーマシンで採用されたエンジンをルーツに持つ、270-450度爆発の90度位相クランクピンの並列ツインエンジンを搭載するMT-07は、タイヤを変えればそのままオフロードもそこそこ走れると思えるくらい、トラクション感に優れ扱いやすいキャラクターです。

そのエンジンを更にオフロード向きの特性に変えて、オフロード向きの車体に搭載するのがT7ということですから、これはオフロード寄りのアドベンチャーモデルが欲しい人にとっては「どストライク」な一台になるでしょうね(デカイ排気量命!の人は別として)。

DUERUOTE.ITのビデオでは、T7の迫力ある走行シーンが楽しめます。動画を見る限り、かなりオフロード走行性能は高そうですね!

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早く市販バーションが見たいですね!

ドイツの超名門雑誌、モトラッド=MOTORRADの公式YouTubeチャンネルでは、英語字幕付きのT7プロトタイプの試乗解説が公開されています。動画の中でスタッフは、希望としては10,000ユーロ以下(約128万円)、高くても11,500ユーロ以下(約148万円)で市販化して欲しい・・・と述べてます。

なおMT-07は日本市場では710,640円(ABS付き760,320円)なので、日本市場向けT7を作るときはバーゲンプライス価格を期待したいですね(ワガママですみません)。またモトラッドの解説では市販版はプロトよりも車重が増えるかもしれない・・・と推察してますが、できる限り軽く仕上げてくれるとありがたいと思います(数字の重さだけが、乗って感じる「重さ」を左右するわけではありませんけどね・・・)。

Yamaha T7

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EXKLUSIV - Yamaha T7 - Die neue Ténéré [ENG SUBS]

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