KTMの最初の単気筒ストリートバイクとして誕生したDUKE。その690DUKEをベースに、もっと軽く、もっと快適に。走行性能を追求したモデル、KTM 690 DUKE R に乗ってみました。
KTM 690 DUKE R
今回乗ってみたのは、KTM 690 DUKE R 。KTMが誇るネイキッドバイクの定番とも言えるモデルの上位モデルです。
エンジン:単気筒、4ストロークエンジン
排気量:690 cm³
ボア:102 mm
ストローク:84.5 mm
KW出力:55 kW
スターター:セルスターター
潤滑:2ポンプ式オイル圧送潤滑
トランスミッション:6速
プライマリードライブ:36:79
セカンダリーギアレシオ:16:40
冷却:水冷
最低地上高:192 mm
乾燥重量:147.5 kg
シート高:865 mm
燃料タンク容量 (約):14 l
一般的な日本人の体型を考えてもちょうどいいとも言える全体的なサイズ。そして、大きすぎず小さすぎない扱いやすい690㏄という排気量。
どこを取ってもちょうどいい。そんな安定感と安心感が溢れるこのモデル。
もちろん身長165㎝の私でも、両足べったりとまではいかないものの、不安ではないレベルでの足つき。
バイクに長く乗るには、見た目が気に入るという事も重要ですが、安心して取り廻せる事もかなり大事。
その、見た目のカッコよさと、安心感を両立している数少ないモデルではないかと思う。
そんな、バイクに長く乗る上で重要な要素を兼ね備えつつも、走りにこだわった『R』は、名前の通り、スポーティーで刺激的な走りを楽しませてくれる。
安心して乗れるけど、ただそれだけではなく、走るという楽しさを感じさせてくれる1台でした。