1970年代スタイルをベースにした、スタイリッシュなデザインに仕上げられたMOTO GUZZI V7 II Stone。シンプルかつ個性的なこのモデルに乗ってみました。

MOTO GUZZI V7 II Stone

今回乗ったのは、MOTO GUZZI V7 II Stone。唯一無二と言っても過言ではない、誰にも真似できない個性的なスタイルが人気のネイキッドモデルです。

エンジン:4ストローク空冷90° V型2気筒 OHV 2バルブ
総排気量:744 cc
ボア/ストローク:80mm×74mm
最高出力:8HP(35 kW)/6,200 rpm
最大トルク:60 Nm/2,800 rpm
燃料供給方式電子制御:燃料噴射システム
始動方式:セルフ式
トランスミッション:6速リターン
クラッチ:乾式単板
電子制御システム:ABS・トラクションコントロール

一見シンプルなネイキッドモデルですが、よく見ると細部までこだわり抜いたデザインが魅力的なこのモデル。
排気量も744㏄と比較的小さめで、足つきも良好。
なんだか安心感を覚えるビジュアルに、安心してエンジンスタート。

エンジンをかけてみると、その安心感が一変。低回転時のアイドリングの不安定さと、アクセルを開けた時に一気に飛び出すパワーに不安感が広がっていく。

怖い。久しぶりにそう感じたこのモデル。

アクセルを開けていき、なんとかアイドリングが安定する回転数まで持っていくと、少しずつ素直に動いてくれるようになって、やっと、安心して楽しめるようになる。

簡単には乗せてやらない。そんな、頑固なプライドのようなものを感じる1台でした。