今年のマン島TTは悪天候のためスケジュールがズレており、決勝は現地時間日曜日から・・・になりました。そして6月2日のスーパーバイクのプラクティスでは、昨年マン島TTで大いに話題になった、ホンダRC213V-Sがトップタイムをマークしました!

ライダーは昨年同様、B.アンスティです!

昨年、名門パジェッツのライダーとしてホンダRC213V-Sに乗り、マン島TTにチャレンジしたニュージランドのヒーロー、ブルース・アンスティですが、今年もファンの期待どおり? RC213V-Sとともにマン島に帰ってきました!

MotoGPレプリカマシンだから、ヨユ〜でブッチギリのトップになるんじゃね? と考えた人も昨年は多かったようですが、マシンセッティングが大事なのはマン島TTも他のロードレースと同じで、準備期間が短かった昨年はスーパーバイクTTで8位、セニアTTで5位という結果に終わりました。マン島TTで11勝も記録している名手をしても、熟成不足のマシンで勝つのは難しいのですね・・・。

2日(金)に行われたプラクティスで、アンスティのRC213V-Sはサルビーストレートに設置されたスピードトラップで、トップ3に入る最高速を記録(193.4mph、約311.2km/h)。そして平均周回速度でも129.212mph(約207.9km/h)をマークし、この日の首位に立ちました!

昨年のマン島TT、そしてアルスターGPで活躍したB.アンスティとホンダRC213V-Sのコンビネーションが、今年もマン島に上陸しました! 本番でどのような成績を残すか・・・期待しましょう!

motorbikedaily.com

なお2番手はスズキGSX-R1000のマイケル・ダンロップ、3番手はBMW S1000RRのマイケル・ラッターでした。そしてスーパーストックは、今年も絶好調のイアン・ハッチンソン(BMW S1000RR)が首位でした。今年の最初のレース、スーパーバイクTTを制覇するのは誰か・・・注目です!