KTM製のネイキッドスポーツの最上位モデルに位置する1290 SUPER DUKE Rをベースに、快適性を重視したグランツーリズモモデル、GT。KTMが追及するスポーツ性能を失わず、快適性を向上させた究極のネイキッドモデルKTM 1290 SUPER DUKE GTに乗ってみました。
KTM 1290 SUPER DUKE GT
今回乗らせてもらったのは、KTM 1290 SUPER DUKE GT。KTMが誇るスポーツツーリングの上位モデルです。
エンジン型式 水冷4ストロークDOHC4バルブ75°V型2気筒
総排気量 1,301cc
ボア×ストローク 108×71mm
最高出力 127kW(173hp)/9,500rpm
最大トルク 144Nm/6,750rpm
変速機 6速
燃料供給方式 KEIHIN EFI(THROTTLE BODY56mm)
1290㏄という、大型に乗りなれていないと一見ビクビクしてしまうような高排気量ですが、意外に足つきがいいこのモデル。
身長165㎝の私で、両足がギリギリつま先の半分ぐらい。精一杯背伸びしているのと同じ感じで地面に付きました。
私的には、この両足が自分を支えられるぐらい地面に付くかどうかが、バイクに乗る上でかなり重要で、つま先立ちではなく、背伸びぐらい足が付いてくれると、結構安心して乗れるモデルだと感じます。
エンジンをかけて進み始めると、普段乗っているバイクがストリートファイターモデルという共通点もあり、かなりの安心感。
KTMのバイクは、全体的にタンクの高さが高く、最初は違和感を感じたけど、慣れてくると快適で、細かいコーナリングが楽しい。
1290㏄という排気量を感じさせないマイルドな乗り心地に、グイっとアクセルを開けると、さすが大排気量なだけはあるというハイパワーのちょうどいいバランスが絶妙な大型初心者にはおススメの1台でした。