今年第40回記念大会を迎える”コカ·コーラ"鈴鹿8耐。この日本一のビッグレースには、数多くの世界ロードレースGP(現MotoGP)王者が参戦しました。8耐を走ったGPチャンピオンを紹介する連載、今回はドゥカティとホンダでMotoGP王者になったケーシー・ストーナーです!
また参戦してほしい! ですね
2015年大会に鈴鹿8耐3連覇を狙うMuSASHi RT ハルクプロは、前年起用した高橋巧、マイケル・ファン・デル・マークに加え、MotoGP王者に2度輝いたストーナーを抜擢しました!
2007年にドゥカティ初のグランプリタイトルをもたらし、2011年にはホンダでMotoGP王者となったストーナーは2012年限りで引退し、その後はテストライダー役をつとめるかたわら、悠々自適な暮らしをしていましたが、かねてから8耐に出たいという希望を抱いており、このときそれが実現したわけです。
2015年大会は、ヤマハのファクトリー参戦再開とストーナーの参戦が大きな話題となりましたが、予選はポル・エスパルガロのスーパーラップで、ストーナー率いるMuSASHi RT ハルクプロは2番手スタートに甘んじることになりました。
そして迎えた決勝はストーナーがヘアピンで転倒し、肩と足を骨折するというアクシデントが発生! ここでリタイアとなり、あっけなくストーナーの8耐は終了しました。
今はドゥカティのブランドアンバサダーとして、テストライダーなどをしているストーナーですが、また気が向いたら鈴鹿8耐に再挑戦してほしいですね。そのためには、8耐にファクトリー参戦することのないドゥカティとの関係を、ひとまず断つ必要がありますけど・・・。