飛べない鳥たちの楽園バード・アイランド。いつもイライラしている怒りん坊の主人公レッドはみんなの嫌われ者だが、ブタのピッグ軍団が、鳥たちの卵を盗み出す大事件が起きた時、平和を脅かす脅威に対するレッドの真の怒りが爆発し、皆の心に 自らの力で平和を勝ち取るための勇気を取り戻させる。
全世界で大ヒットしたゲームの世界観を映画化。
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ストーリー
鳥だけの世界、バード・アイランドに”黒船”がやってくる。乗組員は、艦長のレオナルドをはじめとする緑の豚たち。彼らはピギー・アイランド(ブタの島)からやってきた、と言う。
友好的に振る舞う彼らだったが、実は鳥の卵を盗みにやってきたのだ。
主人公レッドはレオナルドたちが巧みに隠す悪意に気づき、皆に警告するが、日頃から嫌われ者の彼の言うことを聞く者はない。そのうちレッドの懸念通りにレオナルドの恐るべき計画が発覚する。レオナルドはピギー・アイランドの国王であり、彼らはオムレツを作るために鳥の卵を盗みにきたのであった。
レッドの奮闘虚しく、卵は残らず盗まれ、レオナルドたちはピギー・アイランドに逃げ帰ってしまう。落胆する鳥たちに、レッドは訴える。卵(赤ん坊)を盗まれたのだ、いまこそ怒りを爆発させるときだ、と。怒りを勇気に変えて、アングリー・バードたちの反攻が始まったー。
怒りを忘れるのではなく、怒りを管理することの重要性
常にイライラ、苛立ちや腹立ちをコントロールできない人は、どんな社会であっても嫌われる。
とはいえ、何があっても怒れないということは、常に現状を受け入れるだけで、何かを変えるエネルギーを持っていない、ということだ。
レッドはバード・アイランド始まって以来の大事件の中で、時には怒りをもって閉塞した状況を変革させることも必要だと仲間たちに教えるが、同時に怒りだけで物事を解決しようとすることなく、怒りをコントロールすることで勝負することを覚えるのだ。