やはり強い! 今年も強すぎる最強コンビネーション!
スーパーポール方式の予選で1位になったのは、ドゥカティのチャズ・デイビスでした。欧州ラウンドに入ってドゥカティの反撃なるか? と思われましたが、結果を先に述べるとこのレースを勝利したのはレイでした。これで開幕から負けなしの5連勝! 強すぎます!
果敢にランキング首位のレイに挑んだデイビスですが、終盤で痛恨の転倒リタイア・・・。僚友のマルコ・メランドリが2位に入り、デイビスの転倒に助けられる形でトム・サイクス(カワサキ)が表彰台最後の3位を獲得しました。4位、5位はヤマハコンビのアレックス・ローズとマイケル・ファン・デル・マーク。マシンの熟成が遅れ苦労しているホンダのステファン・ブラドルとニッキー・ヘイデンはそれぞれ9位と10位。まだまだ上位争いには喰いこめそうにないですね・・・。
初のSSP300は、カワサキを駆るスコット・デウルがポール獲得!
今季から始まった300〜500ccの公認車両(量産車ベース)のレース、SSP300=スーパースポーツ300はこのラウンドが開幕戦でした。ポールポジションを獲得したのは、S.デウルが乗るカワサキのニンジャ300でした。2位はミカ・ペレスのホンダCBR500R。3〜8位はヤマハYZF-R3勢が占めています。2分12秒台はデウルとペレスの2台のみ。決勝ではどんなペースで、どんなレース展開になるのか注目したいです。
そしてSSP=世界スーパースポーツ選手権は、このラウンドから2年連続王者のケナン・ソフォーグル(カワサキ)が復帰。ケガで休んでいた王者の走りに注目が集まりましたが、やはり速い・・・見事復帰戦で予選2位を獲得しました。ポールポジションはPJ.ジェイコブセン(MVアグスタ)。3位の南アフリカのライダー、シェリダン・モライス(ヤマハ)までが、フロントローのグリッドから明日の決勝をスタートします。
このラウンドは、SBKよりも市販車の状態に近いマシンで競われるSTK1000=スーパーストック1000の開幕戦でもありますが、こちらの予選はミカエル・ミナルディ(ドゥカティ)がポールポジションを獲得。以下9位まで、アプリリア、BMW、ドゥカティ、ヤマハ×2、カワサキ×3のマシンが並ぶ混戦ぶり。ある意味、各メーカーのベースマシンのオーナーや、そのオーナー予備軍にとっては、SBKよりもその結果が気になるのは、STK1000のほうかもしれませんね・・・?
SBKのレース2ほか、SSP、SSP300、STK1000の決勝が行われる日曜日が待ち遠しいです! 楽しみに待ちましょう!