ここ数年、ヤマハはSBK(世界スーパーバイク選手権)とSSP(世界スーパースポーツ選手権)では、ライバルの後塵を拝してきました。今年はまだ2ラウンドを消化したばかりではありますが、かなり前年よりは期待が持てそうな雰囲気ではあります。こちらに紹介するのは、PATAヤマハ・オフィシャル・ワールドSBKチームと、GRTヤマハ・オフィシャル・ワールドSSPチームのプロモーションムービーです! ヤマハファン以外の方も、ぜひご覧になってください。

SBKはまだまだ劣勢を否めませんが、SSPは先行き期待できそうです!

昨年より復帰したSBKでは、ヤマハYZF-R1は全日本選手権、モトアメリカ、そして鈴鹿8耐で披露したような強さをみせることはかないませんでした。王者ジョナサン・レイを擁するカワサキや、チャズ・デイビスが駆るドゥカティ相手に苦戦し、ヤマハファンの期待を裏切る結果になったと言えるでしょう。

今年のPATAヤマハは体制を改め、新たにマイケル・ファン・デル・マークが加入。残留したアレックス・ローズがこれまで4位3度と、先行するカワサキとドゥカティとの差を詰めていることを証明しました。これから更なるポテンシャルアップを図れるか・・・乞うご期待です。

ここまでのSBK2ラウンド4レースで、4位3回・6位1回の成績を残しているA.ローズ。今季ヤマハYZF-R1初表彰台をもたらすのはいつになるのか・・・? ファンの注目が集まります。

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そしてSSPでは、2年連続王者のケナン・ソフォーグル(カワサキ)が怪我で欠場していることもあり、ライバルたちがここでポイントを稼ごうと躍起になっている観があります。環境規制強化を契機に、各メーカーが600cc4気筒の開発を辞めようと考える昨今、ヤマハは新型YZF-R6をデビューさせGRTヤマハに託しています。ここまでの2ラウンドでは、ルーカス・マヒアスが2位1回とリタイア1回、フェデリコ・カリカスロがリタイア1回と優勝1回という成績と残しています。

144番をつけるヤマハYZF-R6は、L・マヒアスのマシンです!

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今週末のアラゴンラウンドは要チェックです!

今季のPATAヤマハ勢のSBKとSSPでの飛躍・・・も楽しみですが、今週末のアラゴンラウンドはスーパーストック=STK1000、そしてSSP300という300〜500ccのプロダクションマシンベースで行われる新カテゴリーのシーズン開幕戦でもあります。見所たくさんのアラゴンは、モータースポーツファンには見逃せないですね!

Official Yamaha Racing WorldSBK & WorldSSP Line-Up 2017

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