今年の鈴鹿8耐では新たなチームが結成される。Hondaの2輪を支えるサプライヤーがチームを結成。

サプライヤー連合という新しいメーカーチーム「Team SuP Dream Honda」

Hondaの2輪を支えるサプライヤーがチームを結成。 その名も「Team SuP Dream Honda」
チーム名の『SuP』は、Supplier(サプライヤー)Purchase(購買)を掛け合わせたもので、その名が示すとおり、Hondaにパーツを供給するサプライヤーの連合で作られたチーム!

2輪を構成する部品のNo.1サプライヤーのスペシャリストが集結し、耐久レースを通じた開発でマシンを作り上げ、鈴鹿8耐という世界最高峰の舞台で優勝を目指します。そしてそのエースライダーに起用されたのが、 鈴鹿8耐で優勝すること4回、 ポールポジションは歴代最多の7回という鈴鹿8耐最速の男と言っても過言ではない伊藤真一。鈴鹿8耐のみならず、日本のロードレース界のレジェンドが新チームとともに鈴鹿8耐に帰ってきます!!

2016-2017EWC開幕戦ボルドール24時間に参戦した伊藤真一は5位でフィニッシュし存在感を示した。

未来のトップライダーを夢見るライダーたち

2016-2017EWC開幕戦ボルドール24時間に参戦した伊藤真一は5位でフィニッシュし存在感を示した
2016年鈴鹿4耐スタートシーン~今年は準国際格式での開催となり、世界へと広がりを見せる"コカ・コーラ ゼロ"鈴鹿8時間耐久ロードレースの決勝前日に決勝レースが行われるの、鈴鹿4時間耐久ロードレースです。

鈴鹿4時間耐久ロードレースとは。

将来のトップライダーを夢見る国内ライセンスやフレッシュマンライセンスのライダーによる戦いで、1台のマシンを2人のライダーが乗り継いで4時間先のゴールを目指すもの。マシンは、4ストローク600ccエンジン搭載車で、改造範囲の狭いST仕様だ。また、タイヤはブリヂストンのワンメイクで、レース用スリックタイヤではなく、市販される溝付きタイヤを使用するのだが、レース中のタイヤ交換はできない。こうしたことから、"コカ·コーラ"鈴鹿8時間耐久ロードレースよりも過酷な耐久レースとも言われており、いかにタイヤに負担をかけずに走れるかが優勝への大きなファクターのひとつとなっているのです。

さて、昨年の鈴鹿4耐ではイルファン・アルディアンシャーとレーザー・ダニカのインドネシア人ペアが優勝するなど、近年ではアジア勢の台頭が著しい。これは、マレーシアやタイ、インドネシア、インド、そして鈴鹿サーキットを舞台に繰り広げられるアジアロードレース選手権に拠るところが大きいと言える。そのアジアロードレース選手権の日本ラウンドは、シリーズ第3戦として、6月2日~4日に鈴鹿サーキットで開催されることが決まっていますが、日本を含むアジア圏の若手ライダーが多数参戦します!鈴鹿4耐の前哨戦として見応えのあるレースが繰り広げられる。