夏の北海道。キリンを追ってきたガルーダのカシラとメンバーは旅するライダーたちを絡めてキリンを追い、GSX-R1100に乗る若いキリンとバトルを繰り返す。ムキになるには理由があった。そしてカシラは、東京でキリンにガルーダを壊滅の危機に追い込まれた過去を思いだす……。
そんな、多くのバイク乗り達が憧れた「キリン」という生き様を考えていきたいと思います。

シリーズふたりめとなる若きキリン

(キリンファンブック2©東本昌平©モーターマガジン社)

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時は遡って東京。チームに誘ったが断られ、バカにされたプライドからチーム一丸でキリンを追いかける。そしてキリンのカタナとの壮絶なバトル……競り合いが繰り返される。ガルーダは鳥のように速いキリンが、捕まえられない、倒せない。

過去の負けた記憶。そして、その光景にデジャヴを感じる新たな「キリン」。それこそが、男たちが「ムキになる理由」だったりするのです。

無謀だと分かっていても引けない戦い。馬鹿げていると分かっていてもやめる訳にはいかない戦い。
そんな、「キリン」の世界をどう感じますか?