スーパーポールはジョナサン・レイ(カワサキ)が奪取!
1発勝負の予選方式のスーパーポールで、首位になったのは2年連続チャンピオンで、今年3連覇を目指すJ.レイでした。2位はチームメイトのトム・サイクスで、3位は今年SBKに復帰した元MotoGPライダー、マルコ・メランドリ(ドゥカティ)でした。
メランドリのチームメイトのチャズ・デイビスは5位。4位と6位は今年上り調子のヤマハファクトリーのアレックス・ローズとマイケル・ファン・デル・マークが入っています。カワサキとドゥカティの、SBK最強2大ファクトリー相手に、ヤマハがこの争いに加わることができるのか・・・注目ですね!
やはり強い! 見事J.レイが前ラウンドから3連勝!
レース序盤、集団をリードしたのはJ.レイでした。続いてメランドリ、サイクス、デイビスと、緑と赤の軍団が首位グループを形成します。そして前戦トップグループに食らいついたA.ローズに代わり、今回は青=ヤマハのM.V.D.マークがいい位置につけました!
レイは快調にレースをリードし、しばらくは上記のオーダーが続きますが、中盤にC.デイビスがサイクスをパス! そして、チームメイトのメランドリの前にも立ってレイを追走します。
ドゥカティファクトリーの2人が激しい2位争いをする中、レイは悠々とリードをキープして、前戦オーストラリアGPの完全勝利に続いて、見事3連勝を達成しました。そして2位はC.デイビス。3位は最後の最後でM.メランドリをパスしたT.サイクスでした。前戦終了後にメランドリは、タイヤのマネジメントの難しさを語っていましたが、タイヤを使い切ってしまったのか踏ん張りきれず、4位で表彰台を逃しました。
5、6位はM.V.D.マークとA.ローズのヤマハコンビでした。しかし、まだレースペースではカワサキ&ドゥカティファクトリーには一歩及ばず・・・という印象ですね。7位はジョルディ・トーレス(BMW)、8位はレオン・キャミア(MVアグスタ)が奮闘。9、10位は新型ホンダCBR1000RRの熟成の遅れに悩めるニッキー・ヘイデンとステファン・ブラドルでした・・・。
日曜のレース2は、今年から導入のリバースグリッドにより、M.メランドリがポールポジションになります。タイヤマネジメントに悩んでいるメランドリが、好位置を十分に活かすことができるのか? そして、3列目に下げられる表彰台の面々が、どのようなレース戦略をみせるのか? レース2も要チェックです!