マツダとスバルは、他社とは一味違ったユニークなクルマ作りで独自の地位を築いてきた。ここでは50年以上にわたる両社の4輪史に確たる足跡を残した、名車の系譜、今回はMAZDA CX-9をご紹介したいと思います。

MAZDA CX-9

(ホリデーオート©モーターマガジン社)

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15年のロサンゼルスオートショーで世界初公開した3列シートのミッドサイズクロスオーバーSUV。新世代技術「SKYACTIV技術」とデザインテーマ「魂動(こどう)-Soul of Motion」を全面的に採用した、北米戦略のための新世代商品群のハイエンドモデル。

当時、従来のミニバンに代えて3列シートCUVを投入するメーカーが増加し、その流れに乗ったMAZDAも3列シート7人乗りの大型SUVの開発を決めました。そして登場したのが、このCX-9だったのです。

そしてこのCX-9は、アメリカのモータートレンド誌で「SUV of the Year」となったり、2008年の北米カー・オブ・ザ・イヤー(トラック部門)を受賞するなど注目のモデルとなりました。