私事ですが、子供のころはヒコーキのプラモ作るのが好きでした。16歳になってモーターサイクル、18歳になってクルマに乗るようになってからは、全くそっち方面の趣味はやめてしまいましたが・・・。こちらのムービーは、そんな非行少年・・・もとい、ヒコーキ好き少年だったころを思い出させてくれました。クルマとヒコーキが速さを競う・・・あなたはドッチが勝つと思いますか?

舞台はあの、グッドウッド!

モータースポーツファンにおなじみの英グッドウッドは、航空ファンの間ではエアポートとしても有名です。レンジローバー・スポーツと、スピットファイアが戦う場として、ここほどふさわしい場所はないですね。

第2次世界大戦時代の古い機体とはいえ、ヒコーキ相手にSUVが勝てるハズないのでは・・・? と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、レンジローバー・スポーツはスーパーカー並みの大パワーを誇るSUVですので、決して侮れる相手ではありません・・・。

1949年型スピットファイアTR9。戦後に企画製作された、Mk IXのフレームを用いた2座のトレーナー版ですね・・・航空ファンのみなさん、間違っていたらスミマセン(苦笑)。V12のマーリン・エンジンは、2ステージ・2スピードの過給器によって、1,750馬力を発揮します!

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2013年型レンジローバー・スポーツ。過給器付きV8を搭載し、510馬力の最高出力を誇るスーパーSUVです。0-100km/h加速は、なんと5秒です!

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レース方式は「行って帰ってくる」です。レンジローバー・スポーツはこちらの赤い破線に沿って走ることになります。

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一方スピットファイアは、クルマほどは小回りがきかないので、この緑の破線のように大回りしてしまうことになります・・・。

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私はついついスピットファイア応援しちゃいますけど(苦笑)、その結果は?

スピットファイアの操縦桿を握るのは、ボールトビー・フライト・アカデミーのマット・ジョーンズ。世界初のスピットファイアのトレーニング・スクール兼スピットファイアやマスタングのツアーフライトなどを提供する同アカデミーの、共同創業者のパイロットです。対するランドローバー・スポーツのステアリングを託されたのはマイク・クロス。ジャガー・ランドローバーのチーフ・エンジニアを務める名ドライバーです。

いざ勝負! どちらが勝つのか・・・コース設定の妙で、なかなかのいい勝負になっています。

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こういう異種格闘技戦みたいなのって、勝敗はコース=舞台の設定次第じゃん・・・と冷静にツッコミを入れる方もいるかもしれませんが、個人的にはスピットファイアが画面にバンバン登場するだけでも万々歳です(笑)。手に汗握る好勝負を、ぜひ動画でお楽しみください!

Range Rover Sport vs Spitfire | Car vs Plane at Goodwood

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