第228回は、 トヨタ『MR2』 をご紹介します!「走る」「曲がる」「止まる」を高次元でバランスされたレイアウト、日本では珍しいミッドシップエンジンを搭載したMR2は、青春時代をともに過ごされた方は、思い入れが強いかもしれませんね。(あぁこ@ロレンス編集部)
トヨタ『MR2』(1990年)
MR2はカローラ系のパワートレーンをそっくり流用して国産初のミッドシップカーとして84年6月にデビュー、その後86年8月にスーパーチャージャーを装着して145psをマークする4A-GZE型エンジンを投入。
モアパワーの期待にようやく応えてくれた。そして89年10月に5年振りにフルモデルチェンジ。ボディはひと回り大きくなって、エンジンも2ℓにスケールアップした。
トップユニットにはツインエントリーセラミックターボの3S-GTE型エンジンを用意し、実に225psのパワーを得たのだ。
ノンターボの3S-GEでも165psをマークし、名実ともに日本を代表するミッドシップスポーツとしてのスペックが与えられている。
このパワーを伝えるサスペンションは基本的に従来と同じ4輪ストラットを採用。ブレーキは4輪ベンチレーテッドディスクに加えて、前輪には2ポッドキャリパーをおごった。
タイヤも重量配分に対応させて、前195/60R14、後205/60R14と前後異なるサイズを履かせている。
バリエーションはスポーツモデルらしくシンプルな構成でDOHCターボ搭載のGTとDOHCのGリミテッド、Gの3タイプ。(原文のまま)